Jamie T/Carry On The Grudge

Jamie T/Carry On The Grudge
2014年10月 イギリス
『英ビートへの愛情が詰まった、
ロンドン発SSWの復帰作』


 おっしゃー、今週も凄い若手の英ロック・バンドを見つけたぞ!と思ったら、
既に日本でも人気を得ているシンガー・ソングライターのカムバック作でした。
NME誌が選ぶ「2014年秋に聴いておくべきニュー・アルバム 50枚
にも入ったバリバリのメジャー・タイトル)。
ちょっぴり残念ではありますが、内容の素晴らしさは間違いなし。自信を持ってお薦め出来ます。

 ジェイミー・Tことジェイミー・アレクサンダー・トレイスは、86年生まれ、
サウス・ロンドン、ウィンブルドン出身のシンガー・ソングライター。
デビュー前にヴァージンと契約していたものの、
デビュー以来インディーでの活動となっており、本作は5年振りの復帰作となります。
jamie_t.jpg


 音楽性はノイジーなギター・サウンドと降り注ぐコーラスなどから
オルタナティヴ・ロックに近い感じですが、
ブリティッシュ・ビートからインスパイアを得ているようです。
例えば先行シングルの「Zombie」は初期ジャム(ビートじゃないけれども)のごとき、
軽快なアップ・テンポで自分もてっきり新人ロック・バンドだと勘違いしてしまいました。
その他、ジェリー&ザ・ペースメイカーズをもじった
Jamie T and The Pacemakersという名義で活動していたりして、
ここでもビート愛が漏れています。

 またオーセンティックなロックに、
ヒップ・ホップやカントリーの要素を加えているのもポイントです。

 さて本作の内容ですが。
バンド体制で録音されており、曲によってはストリングスを加えています。
前述の先行シングル「Zombie」を始め、お経ビート「Turn On The Light」、
「ワイルドサイドを歩け」をヒップ・ホップ・アレンジしたかのような「Trouble」、
メロウなアコースティック「Love Is Only A Heartbeat Away」などなど・・・・・・。
躍動するビートと充実のメロディー、
既に述べた様々なルーツ・ミュージックを引き出しとした
幅広いレパートリーで聴き手を翻弄してくれます。

追記:ワイルドハーツが好きな人にもおすすめ!

「Zombie」


これを最初聴いた時には興奮したのですが、残念ながらバンドでは無かったようですね。
それでもかっこいいことには変わりありません。
一言一言、吐き捨てるようなパンク以降の、ヴォーカル・スタイルがかっこいい。
洗練されたアレンジではありますが、
英国の伝統に則ったビート・ナンバーに仕上がっていると思います。
メンバーがゾンビへと変貌していくクリップも楽しい。

 尚、本作はCDが大手で流通しています。
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コメント一覧

#368 No title
GAOHEWGIIさん こんばんわ

良いですね、やっぱりこういう曲は聴いてて落ち着きます笑。
自分、恐れながら全くこの人のことを知りませんでした…
こうした所の、「今の人気ミュージシャン」の知識が弱点と勝手に反省…。

この記事で興味を持ちました!
#369 Re: No title
サム様 こんにちは

 確かに古典的なので落ち着くのも良く分かります。

自分もたまたまアンテナに引っ掛かっただけで
「今の人気ミュージシャン」の知識が弱点ですよ。




> GAOHEWGIIさん こんばんわ
>
> 良いですね、やっぱりこういう曲は聴いてて落ち着きます笑。
> 自分、恐れながら全くこの人のことを知りませんでした…
> こうした所の、「今の人気ミュージシャン」の知識が弱点と勝手に反省…。
>
> この記事で興味を持ちました!

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