スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ

Fred Hughes/Baby Boy

Fred Hughes/Baby Boy
1969年 アメリカ
『降り注ぐストリングスとコーラスこそ真骨頂』

 華麗なストリングスと柔らかいキーボード・アレンジによる
劇的で洗練されたソウル・ミュージック。
そんなイメージのミュージシャンを数多く輩出したシカゴの名門レーベルと言えば、
ブランズウィック・レコード。
レーベルが残した、60年代後半から70年代に掛けてリリースされた作品群は、
編集盤でのCD化が中心となり個別にCDでリリースされる機会が
大手に比べると少なかったと思います。
そんな中、ウルトラヴァイヴは
一昨年からブランズウィック・レコードのディスコグラフィを、3年がかりで復活させるという
大がかりな再発企画を始めています。
看板コーラス・グループ、シャイ・ライツの諸作はもちろん、
GAOHEWGIIがかつて、ちなまこ?いや、血眼になってさがしたバーバラ・アクリンの
ディスコグラフィも日本盤で全部リリースされているようです。
これは素晴らしい企画です。(気づいたのが最近で申し訳ない)

 というわけで、このシリーズで再発された一枚を本日はご紹介。
去年の3月にリリースされたフレッド・ヒューズのデビュー・アルバムです。

 アーカンソーに生まれ、後にカリフォルニアへ移住したフレッド・ヒューズ。
1962年頃から地元の高校に通っていた同級生と組んだグループ、シンバルズで
音楽活動を開始。
その活動に於いてフレッド・ヒューズの歌唱がプロの目に留まり、
シカゴのレーベル、ヴィー・ジェイにスカウトされます。
そこで1965年から数年に渡り、
全米3位となる「Oo Wee Baby, I Love You」他、いくつかのヒット曲をリリース。

 しかしヴィージェイではアルバムをリリースすることなく、
より好条件を提示した(と思われる)ブランズウィック・レコードに移籍。
「Oo Wee Baby, I Love You」を始めとする、ヴィージェイ時代のレパートリーの
再録音を中心としたデビュー作をリリース。
それが本作となります。
ブランズウィックからは本作を含め、2枚アルバムをリリースして
コアなファンからはいずれも高い評価を獲得しました。
しかし、90年代のレアグルーヴ文化による再発見がされるまでは、
知る人ぞ知る歌手であったようです。
本人は80年代にもいくつかのヒットを飛ばし、2000年代以降もアルバムをコツコツをリリース。
息の長い活動を続けているようです。

 さて本作ですがヴィージェイ時代の名曲群を華麗なブランズウィック流で再アレンジ。
ブラス、ストリングス、ピアノでグイグイ盛り上がるアップテンポへと変貌した
Oo Wee Baby I Love You」を始め、
ダイナミック且つグルーヴィなソウルが盛り沢山のアルバムとなっています。
 
フレッド・ヒューズはエネルギーと若々しい色気を前面に出したシンガー。
表現力も申し分なく、溌剌とした魅力がたまりません。
そして、それを洗練されたアレンジで包んでいることで
とても耳触りがよくスマートなソウルになっていると思います。

「Baby Boy」


アルバムのタイトル・トラック。
サビでニュー・ジェネレイションと歌っているので、
黒人解放を訴えたニュー・ソウルとも呼応している曲ですね。
快調に歌い上げるヴォーカルはもちろんですが、
テンションを力技で上げるブラス、ストリングス、女性コーラスの積極果敢振りが印象的。
パワフルなドラミングも素晴らしい。
もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ アメリカソウル

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。