グレンスミス/Stevenson Screen

グレンスミス/Stevenson Screen
2014年8月 日本
『クノシンジ加入で甘い多重コーラスが加わった新作』

 極上のナヨナヨ・ヴォーカリスト、郷拓郎(detune.)や、
童話のような世界観の音楽を生み出すシンガー・ソングライター宮崎貴士などを擁する
クリエイター集団によるプロジェクト、グレンスミス。
本作は彼らのセカンド・アルバムです。
今回よりメンバーにビーチ・ボーイズが大好きなシンガー・ソングライター、
クノシンジが参加しています。

 収録されているのは11曲。
宮崎貴士3曲、郷拓郎と宮崎貴士の共作が2曲、郷拓郎1曲、
クノシンジ3曲、石塚周太(detune.)1曲、細馬宏通1曲(かえる目のカバー)という内訳です。
まさかかえる目のカバーが登場するとは・・・・・・うれしい!

 首謀者二人が絡む楽曲群は前作と同様に幻想的な日本語ポップス。
サイケデリック度がより濃くなっている印象です。
宮崎貴士もdetune.も最近は新作がご無沙汰になっているので、
こちらでメロディ・メーカー振りを発揮した新しい音楽に触れることが出来ることはうれしい。
相変わらず、いい曲を書いています。
郷拓郎のヴォーカルには唯一無二の個性がありますが、
前述したとおり、ナヨナヨの極地なので好き嫌いは分かれるでしょう。
自分は好きです。

 新加入のクノシンジは持ち味の爽やかポップ路線を、
ロマンティックなグレンスミスの音楽性に溶け込ませており、
新鮮さがありながら違和感はありません。

 そして「街頭行進」のカバーは、メルヘンチックな世界観がベストマッチしています。
細馬宏通をゲスト・ヴォーカルに迎えて宮崎貴士とのデュエットでの録音。
キラキラとした音色のピアノ、郷拓郎のファンタジーなコーラスなどにより、
オリジナルのぼんやりとした味わいとは異なる、
彩り豊かなヴァージョンになっています。
 
 メルヘンチックな世界観を紡ぐ作詞担当、足立守正の活躍も健在。

「The Great Escape 」


オープニング・ナンバー。
やはりヴォーカルの存在感はすごい。
ところどころ、何を歌っているのか分からないところもありますが、すごい。
重ねられたコーラス・ワークはクノシンジ参加でもたらされた新要素。
黄昏なムードに包まれます。

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ 日本ポップス

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する