Richard "Groove" Holmes/Workin' on a Groovy Thing

Richard "Groove" Holmes/Workin' on a Groovy Thing
1969年 アメリカ
『ブライアン・オーガーが好きなら必聴』

 久しぶりにフリー・ソウル・コレクション1000より一枚選んでみました。
全然知らないミュージシャンですが眩しい笑顔のジャケにやられて購入しました。

これは大黒様なのか?

 ソウル・ジャズ界を代表するオルガン奏者、ということですが、
うーむ、ソウル・ジャズ界っていうのがあるのかぁって感じで・・・・・・
しかし、聴いてみるとこれが楽しい!
オルガン好きで、ソウルもジャズも好きならおすすめです。

 本作はリチャード・ホルムスがジェラルド・ウィルソン編曲/指揮による
ビッグ・バンドをバックに録音した作品。
楽曲は当時のヒット・ナンバーから選ばれています。

まず1曲目「Isole Natale」。
まさかのブライアン・オーガー
なんて柔らか頭な選曲なのだろう。なるほど、これがソウル・ジャズ界ってやつか。
オリジナル以上にラフで跳ねたオルガンと、ダイナミックなサックスが印象的。
ちなみにオーガーのレパートリーである「In And Out」「Listen Here」も選曲しています。
2曲目にはバート・バカラック作(オリジナルはディオンヌ・ワーウイック)の
「Do You Know the Way to San Jose」。
そして最後には(大胆に端折ってしまった)アーチー・ベル&ドレルズの
「I Can't Stop Dancing」(ギャンブル&ハフ)と、
オルガンがギンギンに唸り、ビッグバンドが豪快に盛り上げるパーティー・ナンバーが盛り沢山。

 ブライアン・オーガーに触発されたと思しき派手でアグレッシヴなプレイ・スタイルがかっこいい。
ジャズとソウルの境界線上の傑作です。

曲目と作曲者一覧は以下になります。

1.Isole Natale/Brian Auger
2.Do You Know the Way to San Jose? /Burt Bacharach / Hal David
3.Workin' on a Groovy Thing/Roger Atkins / Neil Sedaka
4.Oklahoma Toad /Dave Frishberg
5.High Blues Pressure /Freddie Hubbard
6.Listen Here /Eddie Harris
7.In and Out /Wes Montgomery
8.Dreams of the Everyday Housewife/Chris Gantry
9.Rhythm and Groove /オリジナル
10.I Can't Stop Dancing /Kenny Gamble / Leon Huff

「I Can't Stop Dancing 」


こちらがオリジナル・ヴァージョン。
オリジナルの方では「tighin'up」の続編のようでいて、
そうではないスウィート・ソウル風味が聴いていたのですが
インストになるとやっぱり続編っぽさがガッツリ出てきますね。
愛嬌たっぷりにメロディーを紡ぐオルガンと、
豪快にリフレインを吹くサックスの相乗効果で、グイグイ盛り上がります。
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コメント一覧

#566 No title
おはようございます。
ブライアン・オーガーはビートクラブでジュリー・ドリスコールとの共演で知ったんですが、格好いいですよね~!
フリーソウルとは結び付かなかったんで、ビックリです
#568 Re: No title
yuccalina様 こんばんは
コメントありがとうございます。

>格好いいですよね
自分をジャズの世界(って聴くだけですけれども)に導いてくれたミュージシャンですので
僕も思い入れ有ります。
トリニティ時代だけじゃなくて全部かっこいいので
是非掘ってみてください。

それでもってRichard "Groove" Holmesのほうもチラッと聴いていただければ。

ブライアン・オーガーは元々、アメリカのジャズやソウルに憧れていて
リスペクトしていたわけですから
それを本場のミュージシャンがカバーするというのは
同世代ではあまりなかったのでは、と思います。




> おはようございます。
> ブライアン・オーガーはビートクラブでジュリー・ドリスコールとの共演で知ったんですが、格好いいですよね~!
> フリーソウルとは結び付かなかったんで、ビックリです
#570 No title
まさにマニアックな深い井戸、広く浅くのRWとは違う深堀ドリル記事が続きますね~!
ブライアンといえば、ジョーンズ・フェリー・イーノ・メイ・アダムスくらいしか頭に浮かんできません。(苦笑).
#571 Re: No title
ローリングウエスト様 こんばんは
コメントありがとうございます。

ここでは畑違いなのに選曲した、という意味で書いたので
オーガー自体はそこまでマニアックな人ではないのですよ。
ブリティッシュ・ロック(ブリティッシュ・インベンションの時代)への貢献大
な人なので是非一度聴いてみてください。後悔はさせません。
(というか、Richard "Groove" Holmesの記事なので
彼のこともかまってあげてほしい今日この頃)

> ブライアンといえば、ジョーンズ・フェリー・イーノ・メイ・アダムス

ブライアン・ウィルソンもいますね。

> まさにマニアックな深い井戸、広く浅くのRWとは違う深堀ドリル記事が続きますね~!
> ブライアンといえば、ジョーンズ・フェリー・イーノ・メイ・アダムスくらいしか頭に浮かんできません。(苦笑)

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