Jaki Byard/On The Spot!

Jaki Byard/On The Spot!
1967年 アメリカ
『アヴァンギャルドとコマーシャルのバランスが絶妙』

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 シンプルなジャケのかっこいいこと。見事にやられました。
ジャズ・ピアニスト、作曲家であるジャッキー・バイアードのライヴ盤です。

本作は二つのライヴを収録。

ライヴ1(1967)
Jaki Byard Piano,Sax (Alto)
Jimmy Owens Flugelhorn, Tambourine, Trumpet
Paul Chambers Bass,
Billy Higgins Drums,

ライヴ2(1965)4曲目のみ。
Jaki Byard Piano,Sax (Alto)
Alan Dawson Drums,
George Tucker Bass

 上記の通り、ジャッキーはピアノの他にアルト・サックスも担当しており、
曲によって弾き分けています。

 内容ですが作曲家だけあり、ほとんどを自作曲で埋めており全9曲を収録。
当時のジャズとしては多めの曲数ですね。
まずオープニング「A-Toodle-oo,Toodle-oo」は、
ジャッキーがアルト・サックスで飄々とした吹きっぷりを披露。
プリミティヴな熱を感じさせるドラム、ブンブンうなるベースが
不気味な熱をふつふつと煮えたぎらせているのが印象的。
ピアノ曲ではラグ・ナンバー「Alexander's Ragtime Band」「GEB Piano Roll」
では自由な感性で飛び回るジャッキーの軽やかなピアノが堪能できます。
またアップテンポ「On the Spot」ではトランペットとピアノが爽快に暴れまわっており、
音の粒立ちが豊か。
アヴァンギャルドな精神とコマーシャルなサービス精神のバランスが絶妙の
作曲家だと感じました。

他のアルバムも聴いてみようかな。

「Olean Visit / GEB Piano Roll 」





3曲目と7曲目をつなげたyoutube動画。
3曲目「Olean Visit」はトランペットとピアノが絡む、まっとうなハードバップ・スタイルで爽やかさが魅力。
7曲目『GEB Piano Roll』は前述したとおり、ラグタイム調のピアノ・ソロ。
寂しげなイントロから急転直下して明るくなる、この鮮やかなコントラストがくせになります。
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コメント一覧

#500 No title
これはいいですね、シリアスな音楽かと思いきやポップな一面もあり、確かに名盤の仲間入りです。アラン・ドーソンマニアのわんわんわんとしてはアラン・ドーソンの参加がとても高ポイントです。
ジャッキー・バイアードはアルトも吹くんですね。しらなかったですわ。
#502 Re: No title
わんわんわん様 こんにちは

おっしゃる通り
茶目っ気のある人みたいで、楽しいアルバムになっています。
アラン・ドーソンお好きなのですか。
調べてみたところ、多くのジャズ・ドラマーを育てた先生でもあるのですね。
6分の曲、1曲だけですが是非機会があれば。


> これはいいですね、シリアスな音楽かと思いきやポップな一面もあり、確かに名盤の仲間入りです。アラン・ドーソンマニアのわんわんわんとしてはアラン・ドーソンの参加がとても高ポイントです。
> ジャッキー・バイアードはアルトも吹くんですね。しらなかったですわ。

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