Primo Kim/To Be Near

Primo Kim/To Be Near
1972年 アメリカ
『ジャケット通り、ダークでクールなジャズ・ヴォーカル』

 フィリピンとジャーマンの混血シンガー兼ピアニストの自主制作盤で、
古くからジャズ・ファンに支持されているレア盤、ということで聴いてみました。

 ピアノ、サックスも含むバンド・アンサンブルによる、ジャズ・ヴォーカル作品。

甘く清々しい歌声はもちろん素晴らしい。
そして本作の魅力の肝はバンド・アンサンブルにあり。
自主盤ということもあり、リラックスした軽い演奏は親密な空気感を感じさせます。
もちろんそれだけでなく、
プログレッシヴ・ロック~ジャズ・ロックからの影響が伺えるところがポイント。
転調、変拍子を駆使、時には強靭なビートも刻むリズム隊(特にベース)、
奔放でありながら落ち着いた佇まいのサックスとピアノ。
早い展開が多いのですが、あくまでもクールな表情を崩さないアンサンブルは、
英ロック・ファンにも受け入れられるはず。

これはいいアルバムでした。
これを世界初CD化として再発したのが日本のインディーレーベル、プリモ。
全く知りませんでしたが、本作を皮切りに貴重な作品を5枚もCD化しているようです。
ただ、ここ数年は再発仕事をした形跡が見当たらないんですよね。
かなり面白いレーベルだと思ったので、いつか復活してほしいです。

「Why You」


ブラジリアン・フュージョンっぽいノリ(キティ・ウィンターとかかな)もある、オープニング・ナンバー。
変幻自在のリズム。
急ブレーキを掛けてサビをしっとり歌う、その落差が気持ちいいです。

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#458 No title
ローリングウエスト様から頂いたコメントをこちらに転載させて頂きました。(GAOHEWGII)

> いつも渋いとこ決めてますね~!ジャズはまだまだ修行足らず・・、北海道勤務の頃はキースジャレットや秋吉敏子などのLIVEに連れていってもらったんですが・・。なんか敷居が高いんですよね~。でも即興で奏でるあの雰囲気はやはり独特なお洒落感があります。
#459 No title
Re: No title

ローリングウエスト様 こんばんは

自分もプログレ(というか、ブライアン・オーガー)からジャズに入ったので
かなり門外漢だと思います。

即興演奏、かっこいいですよね。
クリームと似たような感じだと思えば・・・・・・どうでしょう?

PS このコメントは上の記事に対して頂いていると思われますので他のコメントと共に
訂正させていただきます。
次回より該当記事の箇所よりコメント頂ければうれしいです。
ローリングウエストさんのコメント、いつも楽しみにしております。
ありがとうございます。


> いつも渋いとこ決めてますね~!ジャズはまだまだ修行足らず・・、北海道勤務の頃はキースジャレットや秋吉敏子などのLIVEに連れていってもらったんですが・・。なんか敷居が高いんですよね~。でも即興で奏でるあの雰囲気はやはり独特なお洒落感があります。

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