Machinefabriek/Stillness Soundtracks

『テクノ推薦盤 2014年9月版』

 今回も溜まったテクノ新作を3枚放出。
一発目は

Machinefabriek/Stillness Soundtracks
2014年 オランダ

 マッチンファブリック、でいいのかな。
オランダのラトガー・ゼイダーベルト(Rutger Zuydervelt)の変名プロジェクト。
本作はスティルネスという映像作品のサウンドトラックとのことです。
スティルネスはアイスランド、グリーンランドに於ける、
海と氷の世界の美しさをとらえた大自然系の作品。
ということで、アンビエントで冷然とした音楽となっています。
シンセサイザーの残響がビヨンビヨンとうねり、スケールの大きな世界観を表現しています。
終始、不穏な気配を感じさせるところがナイス。

「Stillness #4 (Yalour Islands, Antarctica)」


アイスランド編で使われた曲。こだまのように響きあうシンセサイザー、
擦り切れかけのレコードみたいなブチブチ音。
これだけなのですが、なかなか惹きこまれます。
今年のセミもおしまいかぁ、とかなんとか思いながらのBGM。

Jacaszek & Kwartludium/Catalogue Des Arbres
2014年 ポーランド

マイケル・ヤカゼク(Michal Jacaszek)と
4人組室内楽バンドワートラジウム(Kwartludium)の合作アルバム。
アルバム・ジャケット通りに、
曇天~雨(多め)の公園の風景を切り取ったかのような不穏なインストゥルメンタル。
フリー・ジャズなインストゥルメンタルに、環境音、シンセサイザーが絡んでいます。
実際に、こんな公園があるかのような臨場感が癖になります。

「Anthem (La Forêt) [Touch]」


こういうのを聴くとヴァイオリンは、ハッタリ音楽には欠かせないな、と改めて思います。
そのままホラー映画とかで使えそうな感じ。

Remember Remember/Forgetting the Present
2014年 イギリス(スコットランド)

HMVによると、モグワイ絶賛のポスト・ロック・グループとのこと。

「La Mayo 」


キラキラと天井で響く電子音、ゆったりと刻まれるビート、
そしてキーボードによるトラッド由来の哀愁を含んだメロディー。
神々しく唸るシンセサイザーが印象的です。

スケールが大きいサウンドですが、展開はすこぶるダイナミック。
実力派ポストロックで1時間近いアルバムながらスムーズに楽しめます。


 



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