Wesley Woo/ Do Re Mi

Wesley Woo/ Do Re Mi
2014年4月 アメリカ
『さえないおっさん風の新人SSWがなかなか』

 彼の公式プロフィールには(だいたい)こう記されています。
「彼には黄金に輝く歌声などといった生まれ持った才能は何もない。
その代り、目標に向かって決意し、献身、練習を重ねた年月の蓄積があります。」
彼こそは泥臭さ満点のシンガー・ソングライター、ウェズリー・ウー。

 ウェズリーはサンフランシスコ出身。
幼い頃よりオルタナティヴ・ロック、モータウン、ブルースを好んで聴いて育ちました。
結果、以下のように形容されることになります。
曰く、彼の歌は「スティーヴィー・レイ・ヴォーンとテンプテーションズと
ナインデイズの間のどこか」にある、と。
前述した通り、長きにわたる自主練習期間を経て、
リリースされたファースト・アルバムが本作です。
リリースは今年ですが、収録曲の一部は去年から少しずつ、
サウンドクラウドなどで発表しており、
「Stay」がグラミーの西海岸ソングライター、SF(サンフランシスコ)部門賞を獲得したり、
オークタウン・ミュージック・フェスティバル(コンテスト形式)のファイナリストに残ったり、
と既に高い評価を得ているようです。
(それにしてもグラミーにはいくつ部門があるのだろうか・・・・・・)
11thaveband.jpg
↑サポート・グループの一つ、11thアヴェニュー・バンドとのスナップ

 彼の歌とギターを、ドラム、ベース(またはフィドル)が
サポートするトリオ編成での録音がされており、
アレンジは総じてシンプルに仕上げられています。
一部オルガンも入ります。
少しかすれた声が味わい深いヴォーカルでベースとしては黒人音楽があるようですが、
エモーショナルな歌い口にはオルタナティヴ・ロックの影響も感じられます。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンを敬愛しているだけに、
穏やかでブルージーなギターも魅力十分。
人柄の良さが音楽から滲み出ており、泥臭さを前面に出すのも納得です。
男臭さと哀愁が同居したアメリカらしい新人SSWだと思います。

「Stay」

前述した通り、賞を獲得していた曲。
薄く敷かれたオルガンが爽やかさをプラスしているのがポイント。
後半になると犬だけでなくギャルが来るのもポイント。

「Fall Again」

 フィドルが参加したオープニング・ナンバー。
渋い作風ながらメロディーはあくまでキャッチー、
バランスが素晴らしくとても聴きやすいです。

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