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John Nemeth/Memphis Grease

John Nemeth/Memphis Grease
2014年3月 アメリカ
『違いが分からない男のブルース・レビュー⑬』

 遂にストックがゼロになってしまった本コーナー。
まずい、ネタ切れだ!(まだまだブルースマンは星の数ほどいるのですが)
そんな時、キープしていたジョン・ネメスの新譜を発見。
というわけで、今回はジャレカス・シングルトンに続いて新作アイテムを紹介いたします。

 ジョン・ネメスは1976年生まれ、アイダホ州ボイス出身のブルース・シンガー兼ハーピスト。
10代の頃から地元の教会で音楽活動を経てバンド活動を開始。
2002年にはジャックスというグループと連名でデビュー作『The Jack of Harps』を発表します。
その後はソロ名義でライヴ盤を含め7枚のアルバムをリリース。
本作は8枚目のアルバムとなります。

johnnemeth.jpg

 ジョン・ネメスの音楽はブルース一辺倒な訳ではなく、
ソウルへの愛情が深く感じられるのが特徴。
アルバート・キングもそうですが、ジョンの方が大分こってりしています。
初期のキャリアに於いて教会での音楽活動をしており、
その際にゴスペルの素養も身に付けたことが彼の音楽性を決定づけたようです。

 メンフィス録音を敢行した今作では、
そんなソウルフルな魅力により重点を置いて作られています。
まずエンジニアにシンディ・ローパー『Memphis Blues』を始め、
多くの映画音楽を手掛けていることで知られるスコット・ボマーを起用。
演奏陣としてバーケイズの発展グループ、ボーキーズを迎えて制作されています。

 強靭な喉を駆使したソウルフル且つブルージーなヴォーカルがとにかく熱い。
陽気で豪快なホーン、跳ねるオルガン、タイトなドラム、ブイブイ唸るベース。
熱気で蒸発してしまうそうパワフルなアンサンブルで
ヴォーカルを支えるボーキーズも負けず劣らず熱い。
メンフィス・サウンドらしい、ゆったりとした懐の深さを感じさせる陽気なナンバーが並んでいます。
そろそろ秋に差し掛かろうという今日この頃、良い感じのご陽気でございます。
そして、ラストに配されたバラード・ナンバーにほっとさせられました。

「Sooner Or Later」

 鷹揚なゴージャスさに加えてマイルドな哀愁も兼ね備えているミドル・ナンバー。
シンプルな曲ながら歌と演奏に込められた微細なニュアンスで聴かせてくれます。
これぞメンフィスならではの魅力でしょう。
堂々たるヴォーカル・パフォーマンスはもちろんのこと、
ハープ・ソロもバッチリ決まってきます。

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