Pointer Sisters/Having A Party

Pointer Sisters/Having A Party
1977年 アメリカ
『塩梅の調整が大事』

 久しぶりに書いた記事が消えてしまいました。
読者のみなさんには全く関係ない個人的事情なのですが、
「とてもがっかり」な訳です。
仕方ない、もう一度ポインター・シスターズを聴いて気分爽快になろう!

 ポインター・シスターズは80年代モータウンに於いて、先頭を切って活躍。
ディスコ・シーンを席巻したことで知られているグループ。
その最初期にはジャズの影響を個性として発揮しており、
ジャズ・ヴォーカルの流れを汲んだコーラスが特徴的でした。
そんな彼女達が5枚目のアルバムとして発表したのが本作。
初期から黄金時代への橋渡しとなったアルバムで、
ポップなメロディーと渋さが同居したいい塩梅が楽しめます。
ちなみに本作は、フリーソウル廉価盤シリーズでめでたく日本初CD化となりました。
(1000円で出してくれていたらなぁ、という気持ちが無きにしも非ず)

 さすがフリーソウルにチョイスされるだけに
お洒落な音になっています。
シャカポコシャカポコと楽しくもタイトなリズム、
シンセとストリングスによる洗練された上品なメロディー、
そしてもちろん息ぴったりの彩り豊かなコーラス・ワーク。
モータウン移籍前にして、ガッチリ作りこまれたアンサンブルは素晴らしい。

 また参加ミュージシャンが豪華なこともポイント。
スティーヴィー・ワンダー、ジェイムス・カドソン、エド・グリーン、ワー・ワー・ワトソン、
レイ・パーカーJr.、デヴィッドウォーカー、などが名を連ねています。
彼らが演奏はもちろんのこと、
作曲面でも貢献しており結果、
バラエティー豊かな構成で一気に楽しめる内容となったわけです。
オープニングの元気がいいサム・クック・カバーもナイス。

 やっぱりモータウン後の飛躍があってのポインター・シスターズだけに
ベスト盤などでも冷遇されている本作。
しかしだからこそ、フリーソウル・ファンの好奇心を刺激したのかもしれません。

あぁ、爽やかな本作を聴いているとさっきまでのイライラが治まっていく。
偉大なり、ポインター・シスターズ。

「Bring Your Sweet Stuff Home To Me」


本文でもバラエティー豊かだ、と記した本作ですが
そんな中でもハイライトの一つとなっているのがこの曲。

柔らかいタッチで清涼感ある旋律を奏でるピアノは、スティーヴィー・ワンダー。
ブラジルのサンバから影響を受けた、軽快なダンス・ナンバー。
ピアノと跳ねるリズム、ゴージャスなコーラスが三位一体でクライマックスに向かって
波を形成。気持ちいい。
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#346 No title
GAOHEWGII様、こんにちは。

やっと私でも名前を知っているアーティストが出てきました(汗)。ただ私が知っているポインターシスターズはこのアルバムのちょっと後、MTV時代の少しだけ前(「Slow Hand」の頃)なので、リンクにあるような洗練された雰囲気の音にびっくり。これ、かっこいいですね。
#348 Re: No title
ハリー様 こんばんは
コメントありがとうございます。

自分もポインターズ・シスター入門は80年代のアルバムです。

あちらの方が押しが強いのは確かですよね。
実際
このアルバムも、そのモータウン期のサウンドへの予感を感じさせますよ。
やっぱり一番ジャズ度が高いファーストが渋いです。
機会がありましたら是非。

> GAOHEWGII様、こんにちは。
>
> やっと私でも名前を知っているアーティストが出てきました(汗)。ただ私が知っているポインターシスターズはこのアルバムのちょっと後、MTV時代の少しだけ前(「Slow Hand」の頃)なので、リンクにあるような洗練された雰囲気の音にびっくり。これ、かっこいいですね。

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