Simian Ghost/The Veil

Simian Ghost/The Veil
2014年2月 スウェーデン
『もう汗はいい、そんな時は北欧ポップだ。』

 幻想的なメロディーを「うーうーうー」なコーラスで爽やかに彩る。
シミアン・ゴーストのサード・アルバムは正に北欧ならではのポップ作でした。
2月リリースなのに気づくのに時間が掛かってしまいました。遅れませながらご紹介。
そういえば、こんなに爽やかな音楽を紹介するのも久しぶりかもしれません。

 シミアン・ゴーストはスウェーデン、サンドビーゲンを拠点に活動する三人組グループ。
エアリエルというグループに在籍している
セバスチャン・アーンストーム(Arnstorm)が中心になって、2010年に結成されました。
その他のプロフィールですが、
本作は日本盤がウルトラヴァイヴからリリースされており、
(一週間前に当グループを知った自分が語るよりも)
プロフィールもそちらの宣伝ページ(めるり堂のページ)を参照していただく方が親切で分かりやすいでしょう。
Simian GhostThe Veil


 前述の通り、音楽性の骨格は王道の北欧ポップ。
ただし、その音楽は多彩な要素で構成されています。
シンセサイザー、アコギ、ディストーションを掛けたギター(シューゲイザー)、
厚いエフェクトに覆われたヴォーカル、
爽やかな(そしてちょっと憂鬱な)コーラス、といった具合に。
シューゲイザー、エレクトロ、ドリームポップ、といった雰囲気もあり。
甘酸っぱい北欧ポップスのメロディーが根底にあり、
それをとろとろの幻想音楽にアレンジした音楽は魅力的。
聴き手を陶酔させようという意図が伺える、
流れるようなアルバム構成、編集の粋を極めた構築美もポイントで、
60分越えながらスムーズに聴くことが出来ます。

 北欧ポップといえば春が相場ですが、残暑がそろそろ落ち着いてきた今日この頃に聴いても、
鈴虫みたいで乙です。

「Echoes of Songs (For Trish Keenan)」


 エフェクト処理されたギター、シンセ、ヴォーカルが心地よい波となって被さってきます。
とろーんとした心持ちは、プールの中で目を開けてぼんやりしているみたいな感じ。
そして、ヴォーカル・メロディーが気だるげで美しい。
どことなく「Fly me to the moon」を彷彿とさせます。

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トラックバック一覧

コメント一覧

#318 No title
こんにちは~!
こちらも初めて聴きましたが、甘く爽やかな北欧ポップですね。広告ページのコーネリアス、キリンジファン必聴の文句にも頷けました。
#319 No title
yuccalina様 こんにちは

気に入っていただけてうれしいです。
アルバムのトータル性はコーネリアスを、
豊かなコーラスがキリンジをほうふつとさせますね。

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