Fox Capture Plan/Wall

Fox Capture Plan/Wall
2014年7月 日本
「日本には綺麗な音を出すインスト・バンドがいるんだなぁ」

 最近、youtube漁りで気に入ったインストゥルメンタルが、
調べてみると日本のグループでした。
Fox Capture Plan。
名前を聞いたことがあるな、
と思ったらCDショップ大賞のジャズ部門賞を受賞しているグループでした。

 日本のインストゥルメンタル・グループは
端正な演奏とはっきりしたメロディーが特徴だと思います。
彼らもそんなグループで、特に疾走感溢れるメロディーは
(ピアノトリオなのですが)Tスクエアを彷彿とさせます。
ん?やたら愛嬌のあるメロディーが・・・これは正にY.M.O.と思ったら「東風」のカバーでした。
カバーは他にレディオヘッドの「Paranoid Android」を取り上げています。

 元々ジャズというより、ジャズ・ロックというジャンルに属する音楽性でしたが、
本作でよりロック度は増しておりフュージョン風のロック、という塩梅。
透明度の高い端正なアンサンブルは相変わらず素晴らしい。
譜面に忠実な分、スリルこそ無いものの無駄がなく分かりやすい構成になっています。
前述したように、ピアノによる優美なメロディーがあくまでも主役で、
まるでクラシックのピアノ曲のような清廉さを感じさせる瞬間が何度かあり。
そしてメロディーに緩急をつけているのがリズム隊。
ここぞという時にしか、暴れない抑え目な演奏で、劇的なダイナミズムを生み出しています。

 テレビ・ゲームのBGMに使われていそうな、整理整頓されたキャッチーさに
とても日本らしさを感じる音楽。(真面目さが伝わってくるような)
そんな中でレディオヘッドのカバーは、原曲のグルーヴを再現しており
ほかの曲とは異なる混沌が感じられるという点で、いいアクセントになっています。

「疾走する閃光 」


 あんまりソロ・パートが目立たない本作ですが、
この曲には2分台にピアノとベースのソロ・タイムが設けられています。
中盤に変化をつける抜群のアクセントとなっていて、
コンパクトながらナイス。
物語っぽいクリップなのですが、狐面の不審者に女の子がストーカーされているのかな、
くらいしか印象に残りませんでした。演奏の映像は文句なしにかっこいいですね。

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