SEVEN/7

SEVEN/7
2014年6月 イギリス
『メロディックハードよ、永遠なれ』 

 最近、ご無沙汰だったメタル系新譜を本日はご紹介。
先日、紹介したタッチの中心人物だったマーク・マンゴールドも
ゲストで参加しているというグループ、セブンのデビュー作、『セブン』。(セブンのセブン・・・・・・
これがなかなかの衝撃作でした。

 本作は日本盤が発売されており、
そちらのタタキが非常にうまくまとめられているので一部引用させていただきます。
『89年代後半にメロディック・ロック/AORの有望新人として
2枚のシングルを英ポリドールからリリースしながら、
アルバム・リリースには至らなかった幻のバンド、
"SEVEN"が25年の時を超え奇跡の復活を果たす!』
引用以上。
seven.jpg
(上記写真は89年(デビュー時)のものであり、現在のものと異なります。ご了承ください。)
 
 SEVENは7人な訳ではなく、5人編成のグループです。
ヴォーカルは、90年代には多く存在していたエモーショナルなハイトーン・タイプで、
堂々たる存在感があります。音楽性は古き良き、
メロディック・ハードの伝統をベースとして受け継ぎつつ、
80〜90年代の米産業ロック(ボストンやジャーニー、サバイバーなど)
の要素を融合させたもの。
爽やかなキーボードと、ハードなギターによる、ダイナミックなサウンドが特徴です。
ファイアー・ハウスなどと対バンしており、あまり英国らしさは無いかもしれません。

 ゲストには先述のマーク・マンゴールドを始め、アダム・ウェイクマン(リックのジュニア)、
ブラッドバウンドで活躍するフレデリック・バーグなど、
バンドにも専属プレイヤーがいるにも関わらず、キーボード奏者を多く招集しています。
結果、メルヘンチックな旋律(マーク)から、バロック調(アダム)、エレクトロ、スペーシーと
様々なヴァリエーションのキーボードが飛び交っており、本作の魅力の一つを担っています。

 メロディーの質に関しては、タッチほどの透明感は望めないものの
勇壮華麗であり、先述のヴォーカリストの魅力も手伝って高いレベルにあります。

 25年前にデビュー出来なかった無念を晴らす、
全身全霊で浴びせられるメロディック・ハード愛。
しばらくは新譜だとは信じられないくらいに、
80年代のロマンが真空パックされた音楽性は衝撃。
アラフォーとなったメンバー達の純真さが眩しいです。

「Inside Love」


 90年にリリースされたシングル曲。今回のアルバムにもしっかりと2曲目に収録!
自分は知りませんでしたが、きちんとクリップが作られていたのですね。
カメラ目線でのヴォーカルの熱唱、でかいアップリケ、赤いベース・ボール・キャップなど、
ノスタルジー要素てんこ盛りです。

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コメント一覧

#276
なんとも懐かしい感じのPV。ヤマハデジタルシンセの音色がこれまたおっさんの琴線に触れる。現在では時代が一回りしてこれが新しい音として受け入れられるのでしょうね。
#277 Re: タイトルなし
わんわんわん様 こんにちは

シンセの解説ありがとうございます。なるほど、この音はヤマハならではなのですか。
80年代らしい、キラキラふわふわした音色ですね。

遂にアルバムデビューはおめでたいのですが、

現在のルックス(アー写)がまったく出回っていないところが懸念材料。
ジミーペイジみたいなことになっていると思うので、
是非立て直して元気に写真も公開して欲しいです。


> なんとも懐かしい感じのPV。ヤマハデジタルシンセの音色がこれまたおっさんの琴線に触れる。現在では時代が一回りしてこれが新しい音として受け入れられるのでしょうね。

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