O.S.T./Hedwig and the Angry Inch (Original Broadway Cast Recording)

O.S.T./Hedwig and the Angry Inch (Original Broadway Cast Recording)
2014年6月 アメリカ
『90年代を代表するロック・オペラの名サントラがリメイク』

 本日は、ニューヨーク、ブロードウェイにて4度上演されることになるミュージカル
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の最新サントラ盤をご紹介します。

 1969年ピート・タウンゼント率いるザ・フーが、
初めてロック・オペラとして制作した野心作「トミー」。
この作品は後に劇場でも上演されることになり、後の作品に大きな影響を与えました。
その後『ジーザス・クライスト・スーパースター』が続くものの、実現するまでのハードルは高く、
劇場での上演まで展開する、
という真の意味でのロック・オペラ(ミュージカル)は続きませんでした。
そして時は流れて1997年。絶えていたロック・オペラの火を再び灯したのが、
オフ・ブロードウェイで上演されたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でした。
ロック歌手、ヘドウィグの波乱万丈な愛の軌跡を追った物語であり、
劇中ではグラム・ロックの影響を受けたダイナミックな楽曲がふんだんに使われていたため、
当時話題となりました。
例えば、あのマドンナが楽曲の使用権に興味を持つほどだったとのこと。
世界各国で上演されているミュージカルで、日本でも何度か、上演されています。
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 さて、最初に書いたとおり、本作はそんなミュージカルの最新サントラ盤です。
タイトルにはオリジナル・キャストと謳われており、主要キャストである、
俳優のジョン・キャメロン・ミッチェルと作曲家のスティーヴン・トラスクはもちろんのこと、
当時のスタッフが再び結集して録音しているようです。

 楽曲については従来のサントラと同様です。
久しぶりに聴きましたが、ロック魂を刺激するグラム・ロックの名曲がてんこ盛り。
70年代英ロック・ファンならば、一度は聴いていただきたい音楽です。
今回の録音では主役二人による男女ヴォーカルが、より前面に出たアレンジがされており、
バンド・アンサンブルもよりタイトになっている印象。
ダイナミズムが増した仕上がりとなっています。
買い直しを推奨するほどではありませんが、
未だ聴いたことがない新規ファンには入門用としてオススメ出来るアイテム。

『Tear Me Down』


 オープニング・ナンバーにして、代表曲。
スージー・クアトロが歌いそうな、ハード・ロック・チューン。
エンディングのハイトーン・シャウトの掛け合いも素晴らしい。
ふと、バイク好きな女性が、これを聴いてくれたらなぁ。という願望が生まれました。

国内でも輸入盤が流通しています。
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