NONA REEVES/FOREVER FOREVER

NONA REEVES/FOREVER FOREVER
『今度はクールダウン・タイム』
2014年6月 日本

 前作より1年3ヶ月。
早くも新作が登場。
4年のブランクを経て密度の濃い「POP STATION」をリリースした、という経緯からして、
「あー、NONA REEVESもベテラン・バンドらしいリリース間隔に落ち着いたんだな」
と勝手に解釈して、油断しきっていました。
うれしい驚きです。

 まずクレジット周りから見ていきます。
ジャケットをおしゃれなタイポライズにしている関係で、クレジット欄も全てローマ字表記。
ズバリ見にくいです。何となくカッコイイ感じであることは分かるのですが・・・困るなぁ。
プロデュース表記は無いものの、
アレンジャーとしてノーナ・リーヴスと共に冨田謙がクレジットされています。
前作にも参加しているばかりでなく、
NONA REEVESの諸作品にキーボードとして参加している彼だけに
この時点で「POP STATION」の延長線上のアルバムなのだな、と予想できますね。
ちなみに彼は作曲面でも2曲を共作しており貢献しています。
本作はメンバー3人+キーボードの冨田謙、という4人だけでレコーディングされており、
ゲストの参加は一切無し。最近、皆勤賞だった真城めぐみですら、参加していない徹底ぶり。
ヒップ・ホップ・ミュージシャンの起用など、ゲスト起用に面白みを持っていた彼らだけに
これはちょっぴり残念なところですが、これだけ早くリリースしてくれているのですから
文句はありません。

 既に述べたように「POP STATION」の延長線上にあるポップス・アルバムで
総じてキャッチーなメロディーと煌びやかなキーボードが印象的。
まだ数回しか聴いていませんが、前作と比べるとビートを強調していて、
ジャケット通りダークな印象。最初のインパクトは「POP STATION」ほどではありませんが
即効性よりも持続性よりのバランスになっていると思います。
突き抜けたパーティー・ナンバーや、
ねっとりとしたバラードが無いところにもそんな意図を感じました。

 ゲストが少ないため、音数は控えめ。
キーボードの存在感は益々強まっています。
シンセ、エレピやオルガンなど、透き通った高温が印象的。
またアコギも多用されている印象で、ふんわり柔らかい音作りがされています。
強固なバンド・アンサンブルは、もちろん健在。
富田譲の溶け込み具合は際立っており
そろそろ正式メンバーになってくれないか(さすがにバンド側から懇願されている状況なはず)、
と切に願っております。

適度に落ち着いた作風は、前作と対になるもの。
さすがに今度こそ、しばらくリリースは無いよな、
と思いつつじっくり自分に馴染ませていこうと思います。

「ガガーリン」


「地球は青かった」の人ですが、歌詞にはあんまり反映されていない感じ。
タイトル通り、エフェクトを掛けたコーラスと、
スペーシーなシンセサイザーが印象的なファンク・ナンバー。
ビートがとても気持ちよく、6分超えでも全くダレずに聴けます。
ヘヴィ、シャッフル、と異なるギター・ソロを二回挟んでいるのもポイント。
やっぱり、こうやって映像を見ると4人組グループのようです。
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