Curtis Stigers/ Hooray For Love

Curtis Stigers/ Hooray For Love
2014年4月 アメリカ
『フットワークの軽さはジャズ・ヴォーカリスト随一、
親しみやすいスタンダード集』


 カーティス・スタイガーは、1965年アメリカのアイダホ州ボイシ地方にて生まれました。
学生時代にジャズ、ロック、ブルースのバンド活動に参加した後、
クラリネットとサックスのトレーニングを開始。
卒業後ロック・バンドで音楽活動を開始するつもりだったカーティス。
しかし、ジーン・ハリス(ピアニスト)に衝撃を受けた彼は、
ジャズ・トリオを従えてのヴォーカリストとして音楽活動を開始。
アリスタと契約したカーティスは91年にデビュー・アルバムを発表します。
するといきなりダブル・プラチナを獲得。以降、12枚のアルバムを発表しています。
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 マイルドで甘い歌声が魅力的なジャズ・シンガーであるカーティス・スタイガー。
その歌声と共に、身軽で肩の凝らないアレンジも大きな魅力となっております。
ジャズのみならず、ポップス、ロックを平行で聴いてきただけに
ポピュラー音楽に対する偏見も無い彼。
だからこそ、ジャンルを超えた身軽さが発揮出来るのだと思います。

 曲作りはほとんどせず、スタンダード・ナンバーの歌い手としての活動が中心。
そのレパートリーもジャズ、ロック、ポップスの垣根を越えたものとなっています。
特にポピュラー・ソングへのジャジーな新解釈は斬新で定評があります。
ミュージシャン同士の交流も盛んで、先述の敬愛するジーン・ハリスを始め、エルトン•ジョン、
エリック•クラプトン、プリンス、ボニー•レイット、ロッド•スチュワート、オールマン•ブラザーズ•バンド
やジョー•コッカーなど一級のミュージシャンとのレコーディングを経験。
自身の音楽への糧となっていることは間違いありません。

 本作は彼の最新作で、全曲をジャズのスタンダード・ナンバーで固めています。
主なクレジットは以下です。

Curtis Stigers : Producer, Sax (Tenor), Vocals
Matthew Fries : Composer, Piano
Cliff Schmitt : Bass
Matt Munisteri : Guitar
Keith Hal l: Drums
John 'Scrapper' Sneider : Bowed Vibes, Producer, Trumpet
Cyrille Aimée : Featured Artist, Vocals

御年、49歳となった彼ですが、歌声はますます絶好調。
年を重ねてより憂いを含んでおり、様々な表情を見せてくれます。
アンサンブルはとても落ち着いた上品なもので、特にピアノによる美しいメロディーが印象的。
スマートなジャズ・ヴォーカルで親しみ易く、スッキリと聴くことが出来ます。

「Hooray For Love」

軽妙なスウィング・ナンバー。
本作はスタンダード・カバー集なのですが、
タイトルでもあるこの曲のみジョン・スナイダーとの共作によるオリジナルとなっています。
50年代ジャズ・マナーのロマンをそのまま継承し、彼の持ち味である軽妙さも健在であり
、往年の名曲群に囲まれても違和感が全くないのが凄いです。日本盤あり。

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