LED ZEPPELIN/Led Zeppelin Ⅱ

LED ZEPPELIN/Led Zeppelin Ⅱ
1969年 イギリス
『「LaLa」はリハーサルの
ハミング・ナンバーじゃありませんでした。』


 今週はセカンドを取り上げようと思います。
本作はファーストの成功を受けたレーベルからせっつかれて、
ツアーの移動中にホテルなどバタバタとした環境で制作されたという経緯が有名です。
音楽性は前作の延長線上ですが、より多様性が生まれています。
ジミー・ペイジの才能が徐々に開花。インパクトのあるギター・リフがそこかしこで出現しています。
相変わらずブルースの模倣は多いですが、個性はより磨かれているアルバム。
制作過程の関係上、ツアー中に試しながらインプロヴィゼーションを通じて、曲を完成させています。
絶好調であったバンド状況を反映させたハイ・テンションな内容で、
セカンドとは思えない自信がサウンドから感じ取れるのが特徴。

 ファーストでリマスターの感触は掴んでいたので、ここでは簡単に。
「Whole Lotta Love」のギターのサラウンドっぷり、「Thank You」のキーボードのこみあげっぷり、
などで包まれているような聴き心地を体感しました。

 さて、本作のディスク2は完成前テイクを収録。
本当は完全未発表曲が出てくればなぁ・・・
と思っていたら「La La」という見慣れないタイトルは発見。これは期待です!
それはそれとして、ディスク2は概ね楽しく聴けます。
「Lemon Song」が入っていないことにため息・・・・・・ですが、無いものは仕方ありません。
テルミンがブリブリと喚き、プラントがアンニュイにつぶやく「Whole Lotta Love」、
ヴォーカルがすごく近い「What Is And What Should Never Be」、
歌なしでギターが引っ張る「Thank You」、コンパクトな「Moby Dick」など、
それぞれ面白みが感じられるものばかり。
概ね、プラントの歌が前面に出ておりジミーペイジはサボりがち。
リハーサル感が強いヴァージョンが多いのですが
オリジナルにないフレーズも登場するので退屈しません。

さて「La La」ですが陽気なキーボード・ソロがリードするインスト・ナンバーでした。
序盤はこの時期の彼らとしては、かなり綺麗でメロディアスな印象。
後半になるとエコーを効かせたギターがウィーンと暴れまわり、
サイケデリック・ブルースの様相を呈します。
これはロマンあふれるボートラと言えるでしょう。
(ハミングじゃなかったですが、それでもジャム・セッションですね。)
ただ完全未発表曲をバラすとしたら、
「Coda」の拡大2cdヴァージョンに対する期待は薄くなりそうです。

「Whole Lotta Love - ROUGH MIX WITH VOCAL 」


お聴きのとおり、ジミー・ペイジが流しているので、割とスカスカな感じ。(悪い意味でなく)
1番が終わったあとのボンゾのカンカンだけが響く静寂パートと、
続くおならテルミン&「ラブ」パートはかなりのインパクト。
スペーシー!
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