Johnny Bristol/Hang on in There Baby

Johnny Bristol/Hang on in There Baby
1974年 アメリカ
『高揚感をもたらすビートと甘いメロディーに、優しく包まれて』

 細かい定義もあるみたいですが・・・・・・
渋谷系のお兄さん、お姉さんが「自分が見つけたんだぜ!」とばかりに
我先に争うように掘り起こしたソウル・レコード達が、
今でもフリーソウルとか呼ばれたりしています。
クラブで流しておしゃれな感じの音楽なので軽めのものが多いのかな。
似たような言葉にレア・グルーヴというものがありますが、あちらは
ジャズが入っていたりするものを主な対象にしているようです。
90年代以降に発祥した、再発見系のムーヴメントは括りが曖昧なものが多いので
その辺りはふわっとした解釈で良いと思います。

 そんなフリー・ソウルの20周年を記念した廉価盤シリーズがユニバーサルで5月にリリース。
一応複数月に跨っており、特に6月は日本初CD化を中心としたフレッシュなラインナップ。
ただそちらは1800円という価格設定なんですよね。
正直、ごく一部の世界初CD化タイトルなら1800でも文句ないところですが、
日本初くらいで1800に値上げっていうのは、ちょっとせこい気がします。
輸入盤、中古盤屋で買えますし、そもそもレコードなら
ダンボール床置きの放出箱に入っているようなリーズナブルなメンツな訳です。
(ブツクサ、ブツクサ)

 という訳で当ブログでは
5月発売の1080円ラインナップを中心にプッシュしていきたいと思います。

 今回はモータウンの専属作家としても知られる、
ジョニー・ブリストルの遅咲き(35歳)デビュー作を選んでみました。
MGMに移籍してリリースされており、
モータウンでは裏方としてしか扱われなかった悲哀を感じ取れます。
1974年ということで、ニューソウル後の世界観。
ダニー・ハサウェイのサウンドにも通じる、大らかな祝祭感が特徴です。

 ストリングスと柔らかい女性コーラス、
カッティング・ギターを始めとする軽やかな演奏、伸び伸びとしたヴォーカルによる
くどすぎない(←フリーソウル的に大事)ソウル音楽。

 高揚感をもたらすリフレインとビート、そして甘く美しいメロディーが彼の作風。
包み込むようなアレンジでソフトな聴き心地を徹底しているのもポイント。
特にタイトル曲は、その個性が凝縮された仕上がりと言えるでしょう。

「Hang on in There Baby」


チャート的にも最大のヒットとなったタイトル曲。
ロマンティックなメロディーをエモーショナルに歌い上げており、
細かいオカズにも気を配った名曲です。

 この看板曲ありき、のアルバムなのですが他にもいい曲があり、楽しめると思います。
(ちょっと最後のリプライズが唐突なのは残念ですが・・・・・・)
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