WILSON BROS./Another Night

WILSON BROS./Another Night
1979年 アメリカ
『スティーヴ・ルカサーのギターが唸る、AORの佳作』

 今月も到着しました新名盤探検隊。
とは言え、5月分のラインナップはAOR周辺へと対象を移しています。
これはこれで面白そうなのですが、
やはりスワンプやSSW系の発掘をもっと重点的にやって欲しかったというのが本音。
さすがに怒涛のリリースで息切れしちゃったのかもしれません。

 少し話が逸れます。
知らない間にフリー・ソウル・コレクション1000というなんて企画が
ユニバーサルでスタートしていた様子。
ジャクソン・シスターズグロリア・スコットのCDが1080円とは驚きです。
これは近々チェックせねば!

さて。
今回の新名盤探検隊はネット社会ならでは、の手法で購入CDを決定しました。
ズバリ、データを人気順に並べるという情緒もへったくれもない方法。
まずは5月分のラインナップで予約2位だったこちらをご紹介。

 AOR系兄弟デュオ、ウィルソン・ブラザーズの唯一作。
スティーヴ・ルカサーがセッション・プレイヤーとして
全面参加していることで知られるアルバムです。
オリジナル7曲、カバー3曲という構成。
カバーはそれぞれ、ナッシュ脱退後のホリーズ、トッド・ラングレン、
職業作家チームであるキースター兄弟、の手によるもの。

 ジャケット・イメージ通りのAORサウンドが楽しめるアルバムです。
A面は叙情を湛えたエモーショナルなパート、
B面がLAらしい(実際はナッシュビル録音も含みます)明るく爽やかなパートという具合。
ウィルソン兄弟は、ソフトでおしゃれなムードのB面の方が活躍が際立っています。
作曲面とヴォーカルの両面で爽やかな持ち味を発揮している印象。
一方、A面ではスティーヴ・ルカサーのギターが快調に唸っています。
エモーショナルな印象は彼のギターの泣きっぷりが
牽引しているといっても過言ではありません。

 全体的にはAORの佳作という地味なアルバム。
解説にも書いてありますが夏の終わりにぴったりな音楽で
気負わない日常のBGMとして、その頃にもう一度引っ張りだそうかと思います。

「Take Me To Your Heaven」


ソフトなヴォーカルが爽快感抜群のメロディーを歌い上げるAORの隠れた名曲。
イントロを始め、曲間で快調に飛翔するギターも最高です。

新名盤探検隊レビュー済みリストはこちら

ワーナー公式の新名盤探検隊ページはこちら
もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ アメリカAOR

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する