Tony MacAlpine/Freedom To Fly

Tony MacAlpine/Freedom To Fly
1992年アメリカ
『憧れのギタリスト、
ネオクラシカルが苦手な方はこちらをどうぞ』


 暑い夏にこそ、聴きたい!熱血早弾きギター・インスト。
夏のカレーのBGMにも最適。
本日はアフリカ系ミュージシャンとしては異色のクラシックをルーツに持つ
ギタリスト、トニー・マカパインのアルバムよりご紹介。

 幼い頃よりピアニストとして育てられたマカパイン少年。
運指の訓練のためにギターを始めたところ、一気に才能を開花。
ネオ・クラシカル系ギタリストとしてデビューを果たします。

 クラシック路線が最も顕著なファースト、ミドル・テンポで攻めたセカンド、
という彼のキャリアを代表する超絶早弾きインスト・アルバムを続けざまに発表。
人気を獲得しましたが、AORに色気を出してヴォーカルを導入したサードが不評。
勢いを落とします。その5年後、92年に発表されたのが本フォース・アルバムなのです。
TonyMacAlpine.jpg
「来い、俺の相棒」っていう感じでしょうか。
裸サスペンダーが、なかなかのインパクト。

 通常はファースト、セカンドを押されるトニー・マカパインですが、
このアルバムにも捨てがたい魅力があります。
失敗を経てクラシック路線に原点回帰したかと思いきや、
フュージョンへと色気を出しているのが特徴。
メロディーの充実が図られており、質実剛健なメタル・アンサンブルに支えられて、
流麗なフレーズを奏でるギターが飛翔、疾走する様は圧巻です。

 奥義「セブンスコード・アルペジオ」他、タップ、スウィープを高速で行う奏法は健在。
クラシカルな旋律こそ抑えているものの、奏法には名残が残っています。
ショパンをキーボードで弾いているのもアクセントとして素晴らしい。

「Stream Dream」


最も爽快でメロディアスなナンバー。
イントロでのミステリアスなキーボード・ソロにクラシックのエッセンスが感じられます。
強靭なグルーヴよりも端正なメロディーに重点を於いているという点では、
アフリカ系のミュージシャンとしては移植の才能と言えるでしょう。
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