The Orb/U.F.Orb

The Orb/U.F.Orb
1992年イギリス
『プログレとの親和性もある、アンビエント・テクノの名作』

 聴いているつもりで全く聴いたことがなかったジ・オーブ。
(オービタルと名前が似ていたので勘違いしていました。)
中古で遭遇したデラックス・エディションからいきなり入ってしまいました。
例によって今月もテクノ初心者によるボヤボヤ・レビューがスタートです。

 ジ・オーブはアレックス・パターソンとジミー・コーティーによるテクノ・ユニット。
アンビエント・テクノという落ち着いた雰囲気を演出する
テクノ・ミュージックのジャンルに於ける旗手となったのが彼らのようです。
本作はデビュー・アルバムでの好評を受けてリリースされたセカンド。

 まず英ロック・ファンとして注目したいのはプロデュース及び、
ギターとして参加しているスティーヴ・ヒレッジの存在。
プログレの作法に則ったサウンド・コラージュの手法、
シタールを導入したインド・パートの挿入など、その影響はそこかしこから感じ取れます。

 内省的でスペーシーな作風。さすがアンビエント。
シンセサイザーの高音とモッサリ、どんよりとしたビートを基調に組み立てられています。
幻想的だったり、退廃的だったり、と表情を目まぐるしく変えながらも
シンセサイザーの美しい音色はずっと響いており、とても気持ちよく聴けます。
使われているSEは民族の掛け声、サイレン、自然音など様々。
フロイド的世界観に通じるものです。
これは安眠出来る奴だ!と思いました。

 デラックス・エディションには別ヴァージョンがディスク2に収められています。
眠気を押さえつつ、朦朧としながら聴き比べましたが、・・・・・・うーん、違うの?これ?
ディスク2はエフェクトが控えめになっており、
よりストレートにSEが楽しめるようになっているところがポイントでしょうか。

「Blue Room」


ジ・オーブは一つの曲に様々なヴァリエーションがあるようで、
これもアルバムとは違うミックスになっています。
ビートが強く、
途中で入るエスニックなリズムと転がるような電子音の絡みが気持ちいいです・・・・・・
いいもの聴きました。次、昼寝するときはこれを使おう。
もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ イギリステクノ

トラックバック一覧

コメント一覧

#288 No title
こんばんは。
これと1stは私もデラックスもってます。
1stは好きなのですが、こっちはあまり聴いてないですね…ちょっと聴き直してみます!
#289 No title
あ、そういえば後にはロバート・フリップやデヴィッド・ギルモアとも共演してましたね。
案外プログレ・ギタリストが好きなんでしょうか(笑)
#290 Re: No title
vuoy様

こんばんは コメントありがとうございます。

自分はファーストにはまだ遭遇していないのですが、いつか聴いてみたいです。
さすがアンビエント・テクノの名盤だけにとても気持ちよかったです。

> あ、そういえば後にはロバート・フリップやデヴィッド・ギルモアとも共演してましたね。
> 案外プログレ・ギタリストが好きなんでしょうか(笑)

そんなに共演歴があるのですか。もはやプログレ系ミュージシャンと言っても過言では・・・・・
いや過言か。
ギルモアは音楽性から頷けますが、フリップは結構意外かも。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する