Prahlad Brahmachari/Songs Of The Bauls

Prahlad Brahmachari/Songs Of The Bauls
1979年 インド
『硬派な民謡も需要に合わせてよりエスニックに』

 朗々と響く詠唱、タブラとバンスリーによる幽玄なアンサンブル。
埃っぽく、暑さで空気が揺らめいているような、・・・・・・そんな異国の地にトリップ出来る音楽。
それがバウル・ソング。

 インド文化のメッカ、ベンガル地方で受け継がれている宗教音楽です。
バウル教は偶像崇拝を行わず、その分、歌によって神との交流を図るのが習わし。
そんな歌うたいはバウルの群と呼ばれ、托鉢坊のようなことをして生計をたてています。
様々な常軌を逸する戒律があるとされ、され・・・・・・まてよ。吾輩の友達にインドマスターが居たぞ!
に色々聞いてみよう!
・・・・・・
なるほど、ベンガル地方に一歩入ったらすぐバウルが聴こえているような、
そんな状況ではないみたいです。
戒律が厳しいため(子供は作らない方が良い、など)、純正バウルは減る一方ですが、
観光客の需要に応える、なんちゃってバウル(兼業とも言う)が増えているみたいですね。

 さて、本CDはバウルを代表する歌手プルナダースの弟子、
プララド・ブラマーチャリーのリーダー・アルバム。
彼の一座が東京の青山にあるスタジオにて録音したものです。
んー、現地録音でないのは痛い。(ロマン減点マイナス1)。

基本編成はエクタラ(弦楽器)、ドゥギ(太鼓)、グングル(鈴)なのですが、
このCDでは歌、タブラ(太鼓)、バンスリー(横笛)という編成。ちなみにグングルは皆手足に付けております。
またプララドの妻(女子アナ)、クムクムが一部曲で歌っているのもポイント。(マブいです。)

 詩の題材には民衆の暮らしを扱っており、
一部、わたしはマッドになれなかったなんていうのもありますが、
全体的にとても牧歌的でほのぼのとしています。
編成も通常のバウルより豪華なためか、華やかな箏曲に通じる空気感。
賞レース常連というツワモノばかりで構成されたメンバーだけに、流麗な演奏を楽しむことが出来ます。

 特に主役のプララドの詠唱は強力。脳みそを揺すられている感じがします。
本格的な夏はまだですが、この曲で暑い夏に異国情緒を味わうのも一興。

「Khapa Tui Na Jene. Baul Songs By Prahlad Brahmachary」


アルバム音源は無かったので、プララド歌唱のバウル・ソングをどうぞ。
この曲はアルバムには収録されておりません。

歌、タブラ(太鼓)、バンスリー(横笛)に加えてシタールも追加された豪華アンサンブル。
ザ・インドって感じでいいです。
なーんて思う人が多いからオリジナルの編成
(エクタラ(弦楽器)、ドゥギ(太鼓)、グングル(鈴))をいじっちゃうのでしょうね。

こういう田園風景を見ると、インドにもより親近感が持てます。
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