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Chaarles Dutoit::Orchestre Symphonique De Montreal,etc./SAINT-SAENS:SYMPHONY NO.3:LE CARNAVAL DES ANIMAUX, etc

Chaarles Dutoit::Orchestre Symphonique De Montreal,etc.
/SAINT-SAENS:SYMPHONY NO.3:LE CARNAVAL DES ANIMAUX, etc
1980年 スイス
『カタブツの息抜き』

 今月のクラシック音楽記事では、サン=サーンスの代表曲「動物の謝肉祭」にスポットを当てます。

●サン=サーンスとは
フランスを代表するオルガン奏者、ピアニスト、作曲家。
1870年代から1880年代に掛けて活躍していました。
当時、クラシック界で台頭していた印象派のブームに乗らず、
古典主義、ロマン主義といった伝統的な音楽に傾倒。
結果として十分に活躍の場を与えられなかったらしく、残された作品も少ないです。
典型的なインテリ嫌味気質であるため、同業者からの悪評も受けていました。
ドビュッシーからは「サン=サーンス先輩のやっていることは古い!」、
ベルリオーズからは「サン=サーンスは何もかも心得ている。足りないのは未知の経験だけだ」
と知識とそれを活かす技法を評価されながらも、冒険心が足りないことを指摘されていました。
結局、自分のやりたいことを曲げずにその音楽人生を終えた彼。
先進性こそ認められなかったものの、彼の音楽は当時も今も一定の支持を得ています。

●動物の謝肉祭とは
もとは演奏家の夜会用に作られた曲。
本編ではラモー、ベルリオーズ、オッフェンバック、ロッシーニなど、当時の第一線の作曲家による
モチーフをパロディーとして借用しています。
その性質から内輪だけの音楽として、当時は非公開でした。(自作パート白鳥は例外)
死後、オーケストラで演奏されるようになり、様々な動物を題材にしていることから
子供向けクラシック音楽として広く知られるようになりました。

謝肉祭と日本語で書かれると??という感じですが、カーニバルのことです。
ここでは動物たちのパレード、と思って差し支えありません。

●本作について
デュトワによる80年録音などを収録したベスト盤。
楽器のバランスに配慮した演奏と録音の素晴らしさに定評のある名盤です。

●感想など
久しぶりに聴きましたが、無駄がなく場面が次々代わるスピーディーな展開で飽きない曲でした。
モチーフを借用した成果もあり、次々に印象的なメロデイーが登場します。
これは確かに絵本などがついていれば、
子供はその動物に対する想像も膨らみ楽しいだろうな、と思いました。

初心者のように振舞わなければならないという「ピアニスト」には
サン=サーンスのユーモアセンスが伺え、また夜会での演奏曲の名残が感じられます。

明確なストーリーが感じられ、すっきりと聴くことが出来ました。
彼の好んでいた古典主義やロマン主義とは異なる、
お遊びの曲が一番有名になるとは皮肉なことですが、
ともあれ何をやってもずば抜けた才能を発揮していたという
サン=サーンスの凄さは実感できると思います。

「終曲」


モチーフはオッフェンバックの天国と地獄より。
動物たちが勢ぞろいするフィナーレに相応しい、賑やかで楽しい曲です。

ピアノの流れ落ちるような響きが特に印象的。
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