天才バンド/アインとシュタイン

天才バンド/アインとシュタイン
2014年4月 日本
『何と!今なら半分リメイクでこのお値段。』

 奇妙礼太郎、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のドラマー、テシマコージ、
ワンダフルボーイズのSundayカミデによるトリオのデビュー作。
ウルフルズをリスペクトしたパフォーマンス能力に定評がある奇妙礼太郎と、
作曲面で優れた才能を持っているSundayカミデのコンビ。
これは楽しみだ!
ったのですが、しかし。収録曲の半分程を既発のもので埋めてしまったのは残念。
「こういう商法はイカン!」と言いたくなるところです。
Sundayカミデファンとしても悩ましいところでしたが、残りの曲は聴いたことが無かったので
買ってみました。2700円は高い!(この葛藤たるや)
バンドとなるとロック色が強くなってラウドになるのかと思いきや、
アルバムはバラード曲が多い分メロウなイメージです。
再録曲の多くはテンポを落としてルーズでアコースティックなアレンジが施されています。
演奏はワンダフル・ボーイズよりもシンプルな構成。
奇妙礼太郎の素晴らしい歌唱と、
ピアノとドラムが主導するサウンドは歌心をより明確に伝えています。
これはこれでいいです。
というより、元々SUNDAYカミデのベスト楽曲がラインナップされているので悪かろうはずはない。
ズルイ!
再録では「ロッケンロールベイベー」が特に良かったです。
エレキ・ギターが強調されたパートがあったのがポイント。
個人的には、歌詞にドリーム・シアターが加わっていたのも面白かったです。
SUNDAYカミデの甘い歌声から奇妙礼太郎のエモーショナルな歌声に変わった効果も劇的でした。
(どちらが上とかではなく)
新曲は緩いロックンロール・ナンバーなど、
らしさ十分だったのですが再録曲に埋もれてしまった感もあり。
新録ではラストに配された大団円ナンバー「ロックNEWDAYS」が印象に残りました。
「さよならはカモンカモンカモン」という歌詞は斬新すぎて面白かったです。

曲にロックンロールという言葉が多く出てくる通り、
パンクやロックンロール、ブルースと言ったシンプルな音楽も
SUNDAYカミデのルーツの一つなのでしょう。
(もう一つの側面は80年代ポップ、ダンス・ミュージック)
それらのルーツが、
特にブルージーな部分が出ておりコンセプトがしっかりしていました。

何だかんだで楽しませていただきました。
ただ割高感はあったので、もし¥1944(税込)なら文句無かったのです。
次回、今作を凌駕する、新曲満載のアルバムを楽しみにしております。

「天王寺ガール【Live at LIQUIDROOM 2013.12.10】 」


原曲よりもだいぶ、ドロドロとした念が出ています。
気持ちよく歌っており、曲に対する愛着が溢れ出ている印象。
いいバンドだな、と思いました。
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