伴瀬朝彦/カリハラ

伴瀬朝彦/カリハラ
2014年4月 日本
『アメリカ憧憬が眩しい、温かみのあるフォーク・ミュージック』

 本日紹介するのはとんちレコード所属、
ホライズン山下宅配便のギタリスト、片想いのベーシストを務める
伴瀬朝彦のファースト・アルバムです。
上記グループは名前と音楽性こそ知っているものの、
アルバムを持っている訳でもなく熱心なファンではありません。
ソロ・アルバムの音楽性に惹かれて購入した次第です。

 アメリカの50年代音楽(フォーク、ブルース、カントリー)への憧憬が詰まった、
フォーク・ミュージックをやっています。
演奏は自身のみで行っており、アコギ弾き語りを主体にして曲によって
ピアノ、ベース、エレキギターなどが入っています。

 細野晴臣のファーストや小坂忠、加川良を彷彿とさせる
味わい深いフォーク・ソングが並んでおり、
ヴィンテージ臭たっぷり。ただそれだけでなく、シャンソンっぽい曲があったり、
素朴ながらもゴスペルっぽいコーラスが入ったり、不安感を煽るエレキギターが入ったり、
と工夫が感じられることがポイント。
まろやかで温かみが感じられる演奏から、畳の匂いが感じられました。

 歌詞は主に孤独、旅をテーマにしており、
侘しさと共に風来坊ならではの身軽さも感じさせます。

 各曲ではノスタルジックなメロディーが印象的で、3年を費やしただけにいい曲が揃っています。
フォーク、カントリーが中心ながらサイケデリック・ナンバーやブルースも挟み込まれており、
バラエティは豊かな内容です。

地味ながら丁寧に作られたアルバムなので、日本のフォーク・ミュージックが好きな方は是非。

 「旅の小町」


爪弾かれるギターのメロディーを始め、ピアノやコーラスなど、
そこかしこから後期ビートルズ(ポール)な雰囲気が漂ってくる曲です。
小気味いいドラムが列車のガタンゴトンに聴こえてくるような、
のどかな雰囲気です。
歌詞は単語の羅列が多く、意味がはっきりしないところもありますが
のんびり一人旅に人生も投影した歌だと思います。
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