ROTH BART BARON/ロットバルトバロンの氷河期

ROTH BART BARON/ロットバルトバロンの氷河期
2014年4月 日本
『アメリカ音楽の最先端との交歓。』

 全曲試聴実施中、というので聴いてみようとしたら
youtubeで発売前に本編全てが公開されていた・・・・・・
なんていう気前のいい販促活動をしたのが、
本日ご紹介するロットバルトバロン。
洋楽ではよくある手法なのですが、
保守的な日本ではとても珍しいことです。

 三船雅也[Vocal/Guitar]、中原鉄也[Drums/Piano]
二人によるフォーク・ロック・グループ、ロットバルトバロン。
東京を拠点に活動しており、本作はデビュー作です。

 フィラデルフィア録音、ジョナサン・ロウ・プロデュースにより制作されています。

 和製Fleet Foxesと称される、とどこの宣伝文にも明記されていたのですが、
自分は「そもそもフリート・フォクシーズって何?」という状態だったので
早速調べてみました。
・・・・・・
フリート・フォクシーズ
フルート、マンドリンが入った5人組アコースティック・グループでした。
コーラスもたっぷりで幻想的でのどかなアコースティック・サウンドがいいです。

 そんな彼らに影響を受けたのがロットバルトバロンとのこと。
二人の他にゲストとしてトランペット、トロンボーン、キーボードが参加しています。
フリート・フォクシーズと比べられるのも分かる、幻想的なアコースティック・サウンドです。
ただし、ゆったりとしたブラスが効いていたり、ゴスペル調の女性コーラスがあったり、
とより雄大さを感じさせる音作りで、彼らなりの個性は出せていると思います。

 しなやかさと温かみを持った高音ヴォーカル、大地の鼓動の如く震えるドラム、
寒冷地のオーロラを彷彿とさせる揺らぎを生み出すシンセとピアノ、
おおらかでオリエンタルな旋律を紡ぐギター、そして前述のブラス。

 これらの要素が織り成すアンサンブルがゆったりと情緒あるメロディーを奏でています。
聴き手に、大きな包容力で安らぎを与えてくれる音楽。
洋楽の感触ながら、しっかりとした日本語詞と情感豊かな世界観には
メイド・イン・ジャパンな特色が残っています。

「氷河期#1(The Ice Age)」 


アルバムの最初に置かれた3パートの組曲「氷河期」のパート1。
羅針盤やザバダックに通じる、スケールの大きな音楽性の一端が感じ取れるはず。
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