Morrissey/Your Arsenal

Morrissey/Your Arsenal
1992年 イギリス
『グラム魂を受け継いだ名作』

 今年の2月にディフィニティヴ・マスター(要するにリマスター)盤がリリースされた
モリッシーの通算3枚目のソロ作。

 もはやリマスターをイチイチ追ったりはしていないでのですが、
本作は評判がとても良いので聴いてみることにしました。
ちなみに旧盤も聴いたことはありますが、もう手元になく
そもそも内容もほとんど覚えていないため、比較は出来ません。
ごめんなさい。
さて。

 出世作として知られる本作。
プロデュースはミック・ロンソンが担当。(生前に残した最後の仕事の一つ)
耽美的なダークさと共にデカダンスな雰囲気に、
パンク以降のミュージシャンが持つ
コンパクトな荒々しさと疾走感を加えたサウンドが印象的。

この時代、もはや主流では無かったはずの
ガッツ溢れるツイン・ギターを前面に打ち出したアンサンブル。
グラム由来の太いグルーヴを生み出すリズム隊も素晴らしい。
色気のあるヴォーカルはもちろん魅力的。
一部ミックロンソンもギターとして参加しており、エモーショナルなソロを聴かせてくれます。

 Tレックスやボウイなどへのリスペクトを散りばめた楽曲も収録、
ハードなロックンロールと、内省的なミドル・ナンバーのバランスが絶妙で一気に聴けます。
ロックの魅力を分かりやすく伝えてくれる内容。
スミスばかり聴いていた自分にとってはとても驚きで、
モリッシーのソロはこんなに良かったのか、という印象です。

 より強力になった、と定評のある今回のリマスターですが、
要注意ポイントが二つだけ。
1.漏れなくdvdが付いてくる。
内容の良し悪しは別として、dvd無しヴァージョンが発売されていないのが痛い。
(アナログはついていないのですが)
2.ラスト・ナンバー「Tomorrow」がリミックスで収録。
何か事情があるのだとは思うのですがオリジナルを入れた上で、というのが本来望ましい形。

「 You're gonna need someone on your side」


1曲目に収録された、ロックンロール・ナンバー。
うねるグルーヴに突き刺さるギター。
そして幽玄な佇まいのヴォーカル。
グルグルとうねりながら疾走するメロディーは、
緊迫感を煽ってきます。

歌詞は連帯を訴えており、メッセージ・ソングのようです。

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#313 重いっ!
こんにちは。

スミスは愛聴してましたが、そう言えばモリッシーのソロは聴いてませんでした。へヴィ―ですねえ。歌声も重厚になっているような?もしや肉体改造した?腹筋割れてますね。三島由紀夫の影響ですか?
ってテキトーなこと書いてますが、彼は確かヴェジタリアンだった筈なので、動画の写真みてあれれ?と思ったんです。

サウンドも重たくてロケンロールしてますね。
#314 Re: 重いっ!
yuccalina様 こんばんは
コメントありがとうございます。

自分もそんなに熱心には聴いていないのですが
ソロもいいですよ。
本作はミック・ロンソン・プロデュースなのでこんな感じですが
時期によって色々です。
そういえば今年も新作出していますね。

https://www.youtube.com/watch?v=oE4xnw8KRfk

> こんにちは。
>
> スミスは愛聴してましたが、そう言えばモリッシーのソロは聴いてませんでした。へヴィ―ですねえ。歌声も重厚になっているような?もしや肉体改造した?腹筋割れてますね。三島由紀夫の影響ですか?
> ってテキトーなこと書いてますが、彼は確かヴェジタリアンだった筈なので、動画の写真みてあれれ?と思ったんです。
>
> サウンドも重たくてロケンロールしてますね。

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