朝生愛/Lone

朝生愛/Lone
2014年3月 日本 アナログのみのリリース。
『ピアノ弾き語りの極北』

実験精神旺盛なドゥームメタル・バンド(デュオ)、sunn O)))。
その片割れである、スティーヴン・オマリーが主催しているレーベルが
イデオロジック・オルガン
ブッ飛んだラインナップは他の追随を許さず、
よく言えば孤高、
悪く言うと一般リスナー置いてけぼりの
ノイズ、アヴァンギャルド、ドローンなど特定ジャンルに特化したタイトルが並んでおります。

 そして。
3月にリリースされた日本人ミュージシャンの作品こそが
朝生愛の「Lone」なのです。
 
 Borisやゆらゆら帝国との親交(『空洞です』にゲスト参加)で知られる彼女は、
サイケデリック・ミュージックをこよなく愛するピアノ弾き語りSSW。
本作は2012年11月3日代官山UNITで行われたライヴを元とした編集盤とのことです。

 少しかすれた歌声と幻想的な音色のキーボードで構成された音楽は、
沈殿したサイケデリック・ムードがたっぷり。
正統派ピアノSSW(矢野顕子など)とは異なる
アウトローな存在感はPhewに通じるものがあります。

 存在感は十分ながら発声は若干聞き取りづらいところがあり。
しかしながら波を浴びる音楽ですので、大きな問題はありません。

 シンプルな弾き語りのみで、厳粛な雰囲気に包まれた
非現実的なサイケデリック空間を生み出しているのは凄い。
固唾を呑んで見守る、会場の空気感も聴きどころです。

「Land」
 

7分を超えるラスト・ナンバー。
メッセージも簡潔であり、
一番、歌に近いのがこの曲かもしれません。
ひたすら無機質にリフレインを繰り返すシンセがお経のようです。

しかしこのジャケ。眺めながら聴いていると怖くなってくるのは何故でしょう。
目がらんらんとしていますね。

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コメント一覧

#497 No title
こんばんは。
ちょうど、オマリーとオーレン・アンバーチ、ランドール・ダンのトリオ作"Shade Themes from KAIROS"にも
1曲ヴォーカルとして参加していましたね。

そちらも、挙げられている曲に通底するような、
音響系アシッドフォーク(?)な感じでとても良かったです。

ちょっぴり、アルバム気になりますね。
#498 Re: No title
vuoy様 こんばんは コメントありがとうございます。

なるほど、歌い手としての需要も結構あるのですね。

"Shade Themes from KAIROS"はチラッと聴いてみましたが
なかなかカオスでプログレッシヴなインスト作で衝撃でした。
朝生愛のヴォーカルがここに載るとどうなるのだろう・・・

https://www.youtube.com/watch?v=w1gp8up8oyM



> こんばんは。
> ちょうど、オマリーとオーレン・アンバーチ、ランドール・ダンのトリオ作"Shade Themes from KAIROS"にも
> 1曲ヴォーカルとして参加していましたね。
>
> そちらも、挙げられている曲に通底するような、
> 音響系アシッドフォーク(?)な感じでとても良かったです。
>
> ちょっぴり、アルバム気になりますね。

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