Jack Wilson/The Jack Wilson Quartet featuring Roy Ayers

Jack Wilson/The Jack Wilson Quartet featuring Roy Ayers
1963年 アメリカ
『真夏日を優雅なジャズ・ピアノで』

 あちー、もう夏なのか。
え?もう、7月?NHKで甲子園出場高校の紹介とかやっているし、
そりゃあ暑いわけだ。

そんな今日この頃、取っておいた高いアイスクリームを舐めながら
開放感溢れるジャズ・ピアノでも聴いてみることにします。

 本作は西海岸のジャズ・ピアニスト、ジャック・ウィルソンの初リーダー作。
実は以前、1000円廉価で再発された際、よく知らないながらも
ロイ・エアーズがフューチャリングされていることと、
ジャケの「自信満々な態度」に惹かれて購入したもの。
JACKW.jpg

まぁ安ければ、それくらいの理由で買ってしまうものです。ね?

 ジャック・ウィルソンの特徴ですが
ブラック・フィーリングを漂わせるピアニストで、あまり堅苦しくない軽妙な演奏が持ち味。
緩急のダイナミズムが絶妙である点もポイント。

カルテットの編成は以下です。

Roy Ayers (vib), Jack Wilson (p), Al Mckibbon (b), Nick Martins (ds)

 やはりロイ・エアーズの存在が大きく、
彼のブルージーな鉄琴がよりアンサンブルの性格を柔和にしています。
ヴァイヴ入りのカルテットと言えば、モダン・ジャズ・カルテットを思い出しますが、
よりリラックスした室内楽的な雰囲気に満ちたジャズです。
リズム隊は地味ですが、ゆったりとした世界観を作るのに貢献。
そしてジャック・ウィルソンのピアノ。
非常に分かりやすいメロディーを奏でており、緩急をつけながらグイグイ引っ張っています。
ちなみに彼は、初リーダー作となる本作から既に5曲を自作。
メロディー・メイカーとしての才能にも注目です。

 新緑の季節を優雅に過ごすには、ちょうどいいアルバムだと思います。

「Harbor Freeway」


63年でこれだけ流麗な・ピアノ・フレーズを奏でているとはおそるべし。
焦燥感を煽るリズム隊の活躍が見事で、
ドラムのソロ・パートがあるのも、ポイント。
この曲では鉄琴はピアノの音色をふくよかにすることに徹している印象ですが、
ラスト付近で跳ねてきており、フェイドアウトが少し名残惜しいところ。
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