TOUCH/Touch

TOUCH/Touch
1980年 アメリカ
『ドラマティックな朝に』

 いざ勝負の朝、というときにうってつけの音楽と言えば、
色々あると思いますが、アメリカン・プログレ・ハードもそんな時に似合う音楽だと思います。

 今日紹介するタッチは、マーク・マンゴールドを中心としたグループ。
アメリカン・ティアーズというグループを発展させて誕生。
本作リリース〜
第一回モーンスターズ・オブ・ロック出場(レインボー、ジューダス・プリーストなど)
という素晴らしい流れに乗り、カンサスやスティクスに続くバンドとして
期待されていたにも関わらず天才トッド・ラングレンによるプロデュースで
制作されたセカンドのリリースをレーベルが拒否。そのまま、解散となってしまいました。

 ただ、クオリティの高いアルバムのことを愛でていたファンは多かったようで、
日本でも根強い支持を得ていたようです。90年代後半、MCAやアルファなど今はなきレーベルが
アメリカン・ハード・プログレ再発運動を(唐突に)開始。
自分も含め多くのメタル・ファンにPR、その際タッチも一気に市民権を獲得したのです。
(他にはニュー・イングランド辺りが有名)
後には未発表だった2nd用音源も発掘されました。

 ニューヨーク出身、鍵盤を入れた4人編成のグループであるタッチ。
最大の特徴は3人のリード・ヴォーカルを擁していることと、
彼らによる完成度の高いコーラスです。
音楽性は、70年代中期に完成された爽快感とドラマ性を併せ持った
プログレ・ハード・サウンドを継承。
とにかくリーダー、マーク・マンゴールドが生み出す
高揚感を伴う美しいメロディーが素晴らしい。
(一部の「Stone Cold Crazy」みたいな曲も含めて)
様式美教育を受けた日本のハード・ロック・ファンがハートを打ち抜かれたことも
無理からぬことです。

「Don't You Know What Love Is」


三人のヴォーカルが交代してリードを分け合うオープニング・ナンバー。
アメリカン・ロックらしいザックリとしたギターリフ、
躍動感あるサウンドに煌びやかなキーボードが映えます。
正に「決戦」にふさわしい曲と言えるでしょう。
もし「決戦」でなくても、それなりに盛り上がれます。
しかしプキュン、プキュン、プキュン、というシンセの音は
なかなかにノスタルジック。
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