Loleatta Holloway/Cry To Me

Loleatta Holloway/Cry To Me
1975年 アメリカ
『若き日のロレッタ・ハロウェイの熱唱』

 廃盤プレミアが付いていると内容を知らなくても、
何だか名盤に思えてくること、ありませんか。
今日紹介するアルバムもそんな一枚。(情緒もへったくれもなし)

 70年代後半、サルソウル・レーベルを代表するディスコ・クィーンとして活躍していた
ロレッタ・ハロウェイがアウェア・レーベルからリリースしたセカンド・アルバム。

 よく上記の説明を目にするもののディスコ・クィーンの活躍を知らずして、
本作に手を出してしまいました。
切っ掛けは「いつも廃盤プレミアが付いているアイツがワケありで値下げされていた。」です。

 ロレッタ・ハロウェイはパワフルなシャウトを得意とするシンガーで、
豊富な声量によるダイナミック且つ情緒豊かな歌唱が魅力。
作曲陣が豪華で、まずタイトル曲をはじめ、5曲をサム・ディーズが担当。
アトランティック・レーベル出身で、
当時ディープ・ソウルの名曲を数多く生み出していた人物。(シンガーでもあり)
本作はサム・ディーズ・ワークスとしても重要なアルバムです。
他にもカーティス・メイフィールド、ロニー・ウォーカーなど
ニューソウル以降のラブ・ソング職人が作曲家としてクレジットされています。

 内容は前述しましたがロレッタ・ハロウェイの独壇場。
感情を込めた歌声はもちろん素晴らしいのですが、
隙あらば入れてくるシャウトが圧巻。
やはり歌が上手い人となると、ついつい頑張ってしまうのでしょうか。
そんな風に推察したくなるほどの弾けっぷりです。
そんなプロ歌手初期ならではの溌剌としたパフォーマンスが、
サム・ディーズの楽曲群をより魅力的に仕上げています。

 本作からは通常「Cry Me」が紹介されるのが相場であり、
それが代表曲であることは揺るぎありません。
しかし、いつも同じでは面白くない。
敢えて別の曲を載せておきます。

「H.E.L.P. M.E. M.Y. L.O.R.D.」


サム・ディーズ作曲。
彼女の強みを最大限活かした
3分に満たないファンキー・ソウル。
燃え尽きるまでシャウト、という収録の様子が思い浮かぶようなラスト・ナンバー。
控えめに鳴っているピアノが清涼剤となっているのがポイント。

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