The Black Dog/Spanners

The Black Dog/Spanners
1995年 イギリス
『オリエンタルなメロディーと豊富なビートが決め手』

 今日は名盤と言われているブラック・ドックの名作サードを聴いてみます。
ブラック・ドックは90年代中期のワープ・レーベルを支えた名グループ。

 90年代イギリスではインテリジェンス・テクノというムーヴメントが興っていたそうです。
デトロイト・テクノでのすっきり洗練された電子音を取り入れて、
ダークで冷たい耽美テイストのメロディーを注入。
「なんだか頭良さそう」な感じに仕上げたサウンド(テキトーすぎる説明)で、
このムーヴメントが後のテクノ・シーンにも大きな影響を与えたとのこと。

 そして、その動きを引っ張っていたグループの一つがブラック・ドック。
本サードではダーク路線を更に推し進めています。
メロディーはアラビアンやサルサなどオリエンタルな雰囲気を感じさせるものも多く、
曲ごとに違うムードで楽しめるのがポイント。
リズムの引き出しも多く電子音とメロディーの噛み合わなさが、
アヴァンギャルドな感じで面白い。
90年代のテクノだけに、音符がスカスカで手作り感に溢れているのも魅力的。
静かなパートでのほったらかし感は、ブライアン・イーノを彷彿とさせます。
デトロイト・テクノに比べると、
明らかに洗練からは逆行したゴツゴツした歪なテクノですが、
その実験精神こそ魅力的に楽しめる果実でした。

「Nommo」


スペーシーに揺らぐシンセサイザー、電車が走るようなシンバル、電子音。
それら全てが合わさって、不安感を煽ります。とってもダーク。
聴き進めるとポン、ポンという打撃音だけが浮かび上がってきます。
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