Nick Waterhouse/Holly

Nick Waterhouse/Holly
2014年3月 アメリカ
『LAの酒場ではこんな音楽が演奏されているのか』

 ビシッと決めたスーツ姿。広いおでこに太いフチのメガネ。
まるでエルヴィス・コステロのような佇まい。
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 彼の名はニック・ウォーターハウス。
ロサンゼルス出身のシンガーソングライター。
今月、二枚目のアルバムをリリースしました。

 若き日にレコード店で働き、そこでモッズ文化に触発。
50年代から60年代に掛けてのブルース、R&Bをルーツとした
ヴィンテージ・ソウル・ミュージックをやっています。

 ヴォーカル、ギターを担当する彼を中心として、
リズム隊、オルガン、コーラス隊、ブラスなどによるバンド録音がされています。

 通常、黒さを追い求めるヴィンテージ・ソウルですが、
白人ミュージシャンである彼の場合、
スタイリッシュ且つコンパクトにまとめられているのが特徴。
全曲2〜3分台。
スタイル・カウンシル等の、イギリスのグループが試みた方法に近いです。
またオルガンに執着しているようで、ブイブイと随所で活躍。
彼のハスキーでガッツ溢れるヴォーカル、ブルージーなギターと共に、
モッズ魂溢れるオルガンがガッツを注入している印象。
ロック度は高いです。
また機材は50年代当時のものを収集しており、録音で使っているのもポイント。
アレンジにも拘りつつ、ヴィンテージな雰囲気をプンプンさせつつ、
飽くまでも気安くラフな酒場音楽に仕上げている点が素晴らしい。

 新しさこそ無いものの、オルガン、モッズ、パブロック、
この辺のキーワードが好きな方ならおすすめしたいアルバム。

「This Is A Game」


ブルース・ナンバー。
感情は抑え目でクールな演奏。
LA出身ながらイギリス的なセンスを感じます。

楽しい寸劇仕立てのビデオクリップです。
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コメント一覧

#185 No title
妙なコテコテさがないところが良いですね。
ライブハウスを主体とした活動が長そうな人ですね。
#186 Re: No title
わんわんわん様 こんにちは 
コメントありがとうございます。

> 妙なコテコテさがないところが良いですね。

そうですね、スタイリッシュですっきりした音楽です。

> ライブハウスを主体とした活動が長そうな人ですね。

ビデオ・クリップでの溶け込み具合からは、そう感じてしまいますね。
ライブ映像も見ましたが、ほぼそのままのクオリティでした。
#189 No title
GAOHEWGII様

最近こういうナードな感じの音にすごく惹かれるというか格好いいなー、なんて思っております。

雑誌「Bounce」にもレビューが載っていたのにもかかわらず、気づいたのはこちらのブログを読んだ後…でした。CD買いたいですね。
#190 Re: No title
waterblue様
こんばんは
コメントありがとうございます。

なるほど、ナードっていうのはこういうときに使うのですね。
納得です。
流行に振り回されないかっこよさがありますね。

「Bounce」は久しく読んでおりませんが(というかタワーにご無沙汰)
載っていましたか。主要ショップでもある程度プッシュはされているようです。
国内盤仕様もあるみたいですが、歌詞対訳が付いていないのがイタイ!





> GAOHEWGII様
>
> 最近こういうナードな感じの音にすごく惹かれるというか格好いいなー、なんて思っております。
>
> 雑誌「Bounce」にもレビューが載っていたのにもかかわらず、気づいたのはこちらのブログを読んだ後…でした。CD買いたいですね。

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