おれの地方賞4/4 CDショップ大賞2014

おれの地方賞4/4 CDショップ大賞2014

『やっぱりみんな東京にあつまるんだね』

この記事は全4回構成の第4回となっております。
前回の記事はこちらからどうぞ。

あとは東京(都内出身)のミュージシャンを残すのみ。
残り12枚の推薦盤を一気にどうぞ。

●東京/都内出身ミュージシャン

HAPPLE/ドラマは続く
「涙を見せて」

いくつか交流ブログ様で絶賛記事を見ていて
気にはなっていたのですが、どうやら「いなかやろう」が発展して
出来たグループのようです。あのセリフ棒読みヴォーカルが大好きでした。
本作はデビュー作。
新グループではシティ・ポップ度を上げつつも、
セリフ棒読みがあんまり目立たなくなっています。
複雑な気分ですがよりカラフルでポップな作風は素晴らしい。
これは買わねば・・・おこづかいが無いのでウォント・リストへ入れておこう。
ちなみにpitti's blog様のランキングでも83位に入っていました。

How!?/big the grape
誘惑と欲望
メンバーそれぞれがFREAKYFROG、NUDGE’EM ALL、otoに在籍。
ベテラン・ミュージシャンが集合したトリオ編成バンド。
本作はデビュー作。
フェスで大合唱されそうな、大物感が漂う楽曲群は
メロディアスでスケールが大きい。
(既視感はあるけれども)反響が少ないのが不思議。
 
PADOK/Cold Scent
Trailer
ツチヤニボンドなどで活動するベーシストのプロジェクトのサード作。
羅針盤とも比較される虚ろなヴォーカルによる、
宅録感溢れるサイケデリック・サウンド。
一切、押し付けがましさを感じない穏やかなロック。
こういうのもたまには。

ザ・プーチンズ/ぷりぷり
「シンデレラ」

テルミン、ギター、川島さる太郎によるトリオ編成。
ライブ映像を見ても最初はピンと来なかったのですが、
徐々に引き込まれていきました。
生で見たらきっと面白いのだと思います。
シュールです。レベル高い。
ポップな作曲センスもグッド。竹内修プロデュースです。
動画は前編を収録しており、後編に続きます。
結末が見たい方はYOUTUBEへ飛んでください。

ソニックアタックブラスター/月を見る人
赤い月
昭和のフォーク・シンガーを70年代英ハード・ロックに乗せる、と形容したくなる
和風ロック・バンド。本作は4枚目。
ダイナミックなアンサンブルは、ツェッペリンやクリムゾンへのリスペクトを感じさせるもの。
と書きつつも、前述のとおり濃厚な和風ロックなので、
騒音寺などが好きな方には是非聴いていただきたい。

ニーネ/ニーネ・ナイン
約束
下北沢を拠点として、マイペースに活動しているベテラン・グループによる9th。
当ブログの記事はこちら

ビイドロ/またあしたね
けむりのなか
ロック・バンドの復活作。通算2枚目のフルアルバム。
米インディーに影響を受けたバンド・サウンドが特徴。
当ブログの記事はこちら

フジワラサトシ/い、のる
夏の虫
Oono Yuuki、王舟のギタリスト、フジワラサトシのソロ・デビュー作。
アコギ弾き語りによるノスタルジックなフォーク・ソングです。
引退を表明したmmm.が参加しているのもポイント。

ポニーのヒサミツ/休日のレコード
休日
カントリー・ポップ・ミュージシャン、デビュー作。
70年代のフォーク・ミュージシャンと同じことを、
奇をてらうことなくやっています。
これは買わねば。
15曲中6曲がインストです。

街灯チルドレン・ララバイ/街灯
デイとリッパー
フォーク・ロック・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。
浅田信一プロデュース。
この曲は「Day Tripper」のリフを逆に引いたものが切っ掛けで
生まれた曲とのことです。
ビートルズだからブリティッシュかと思いきや、
哀愁が籠った泣きっぷりのギターはとってもアメリカン。
フォーク・ナンバーでの70年代な雰囲気も素晴らしい。

入江陽/水
イタリア
職業作曲家として既に高い評価を得ている入江陽による
シンガーソングライターとして初アルバム。
イタリア、めきしこ、砂遊び、卒業とテーマを分けて
それぞれのノスタルジーを表現する引き出しの多さはさすがプロ。
かすれ声による本人の歌声も素晴らしい。
本人によるピアノも入ったバンド・アンサンブルも、
リラックスした演奏で心地よいです。

pitti's blog様のランキングで110位に入っていました。

忘レ敵/朝の光
「始まりの朝」

2004年結成のロック・バンド。
鍵盤入り5人編成。
オルタナティヴ、音響、ギターポップ、パンク、
フォーク、ソフトロックと様々な音楽に影響を受けているそうです。
本作は3rdミニ『夜の灯』と対になる2ndミニ・アルバム。
こちらはバンド録音ながらフォーキーな作風。
歌をじっくりと聴かせるアルバムとなっています。
さだまさし等の影響を感じさせる、
センメンタルなメロディーが素敵です。

おしまい。

猛烈に疲れました。
一枚くらい、みなさんの新たなお気に入りが見つかれば幸いです。

最期にルーキーの皆様、伸び悩んでいるベテランの皆さまへ。
大きくなれよ〜


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コメント一覧

#203 楽しませて頂きました
本記事、ここ最近の日曜の楽しみにしておりました。知らないアーティストがわんさか出てきて面白かったです。
今回の12組中知っていたのは3組のみ。HAPPLEだけはアルバムを聴いておりました。

音楽兼お笑いレビュアーの端くれとしてはザ・プーチンズはやはりスルーできませんでしたね。テルミン、ナンセンスな歌詞、ヒップホップへの転向、内輪もめ、観客まで巻き込み…いやはやいろんな意味で巧みです。アルバムではどんな風に曲が収録されているのか気になるところです。

あとは、ソニックアタックブラスターも好きな雰囲気でした。いぶし銀な渋カッコいい佇まいが魅力。

ひとまず最終回のようですが、今後にも期待していますよ。
#204 Re: 楽しませて頂きました
hawaiibem様 こんばんは コメントありがとうございます。

hawaiibemさんがツィッターで宣伝していただいたこともあり、
人気を得ることが出来ました。ありがとうございます。

> 本記事、ここ最近の日曜の楽しみにしておりました。知らないアーティストがわんさか出てきて面白かったです。
> 今回の12組中知っていたのは3組のみ。HAPPLEだけはアルバムを聴いておりました。

リリースされている全てを把握するなんて土台無理な話ですが、
この記事が新しい刺激を与えられたとしたらうれしいです。

HAPPLEは今まで何故買わなかったのだろう、と記事を書いていて後悔しました。
現在、注文中です。楽しみ。

>
> 音楽兼お笑いレビュアーの端くれとしてはザ・プーチンズはやはりスルーできませんでしたね。テルミン、ナンセンスな歌詞、ヒップホップへの転向、内輪もめ、観客まで巻き込み…いやはやいろんな意味で巧みです。アルバムではどんな風に曲が収録されているのか気になるところです。

プーチンズはお笑い(喜劇、演劇)要素が強いので、確かにアルバムでどうなっているか気になります。
とにかくyoutube動画からは鉄の意志を感じました。

>
> あとは、ソニックアタックブラスターも好きな雰囲気でした。いぶし銀な渋カッコいい佇まいが魅力。
>

そうですね。歌舞伎役者に通じるかっこよさがある気がします。
70年代英ロックを彷彿とさせる凶暴なグルーヴも素晴らしく、
女性二人が在籍しているバンドとは思えません(偏見)。

> ひとまず最終回のようですが、今後にも期待していますよ。

日曜日にJPOP新譜を更新しますので是非よろしくです。
インディーズの探索範囲は
こちらの記事で第一回のところで羅列した範囲になります。
独自の選盤が出来たと思います。

更に本連載記事「俺の〜」から購入したCDのレビューも
来週以降、日曜日に掲載予定です。

お楽しみに。
#205 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
#206 No title
最終回、更新お疲れ様です。
地方賞、とても熱量のある企画で楽しませていただきました。
今回も、みな良質で聴き応えがありますね。
感想を述べたいアーティストばかりですが、あまり長文になるのもあれなのでやはり特に気になったものだけ2つほど。

街灯チルドレン・ララバイは、ビートルズの名曲に正面から向かっているところやPVの演出などに若々しさを感じますが、曲そのものはかなり熟達していて良い感性を持ってますね。

そしてザ・プーチンズ。この掴みどころのなさ素晴らしいですね。気になりすぎたので色々作品を巡ってしまいました。名前とテルミンでロシア的な要素を取り入れているのかと思いきや曲自体はどちらかといえばフランス圏寄りだったり、ライブでの間の取り方が絶妙だったりと突っ込みどころが多くて面白いです。
#207 Re: No title
長いねむけ様 こんばんは

コメントありがとうございます。

> 街灯チルドレン・ララバイは、ビートルズの名曲に正面から向かっているところやPVの演出などに若々しさを感じますが、曲そのものはかなり熟達していて良い感性を持ってますね。

ビートルズが好きなだけに英ビートらしいソリッドでスタイリッシュな所も
身に付いているのかもしれません。もう1曲クリップが作られており、
そちらはメロウなバラードだったのですがかなり印象が違うので
お時間あるときに見てみてください。

> そしてザ・プーチンズ。この掴みどころのなさ素晴らしいですね。気になりすぎたので色々作品を巡ってしまいました。名前とテルミンでロシア的な要素を取り入れているのかと思いきや曲自体はどちらかといえばフランス圏寄りだったり、ライブでの間の取り方が絶妙だったりと突っ込みどころが多くて面白いです。

おお、プーチンズのルーツにまで言及されるとは。
自分はそこまで聴き込めていませんでした。色々他所に目がいってしまって・・・
後ろで遊んでいる子供とか。

でも気になりますよね。分かります。僕も色々見ました。
これでアルバムは竹内修プロデュースというのですから、
どんな音楽に仕上げているのか・・・そのうち買ってみます。

> 最終回、更新お疲れ様です。
> 地方賞、とても熱量のある企画で楽しませていただきました。
> 今回も、みな良質で聴き応えがありますね。
> 感想を述べたいアーティストばかりですが、あまり長文になるのもあれなのでやはり特に気になったものだけ2つほど。
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