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ROBERT WYATT/Rock Bottom

ROBERT WYATT/Rock Bottom
1975年 イギリス
『鋭い感受性ってこういうこと』

 大真面目に鼻歌で作ったメロディーを曲にした感じ。
繊細で不安定なメロディに宿る気高さ。
宇宙人との交信を試みているような、ブッ飛んだ美しさを感じるアルバムです。

 ロバート・ワイアットは元ソフト・マシーンのドラム奏者。
ホームパーティで遊んでいる時に、建物から落ちて半身不随となってしまいます。
本作はドラムを諦め、ソフト・マシーンを脱退した彼が
キーボード奏者兼ヴォーカリストとして発表したソロ第二作目です。

参加メンバーは以下。

リチャード・シンクレア(bass) →ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのリーダー。
ローリー・アレン(drums) →ゴングなどに在籍。
ヒュー・ホッパー(bass) →元ソフト・マシーン。
アイヴァー・カトラー(vocals) →朗読者。
アルフレンダ・ベンゲ(vocals) →ワイアットの奥さん。
ゲイリー・ウインド (bass clarinet,tenor sax) →マッチング・モールなどに在籍。
フレッド・フリス(viola)→ヘンリー・カウ。
マイク・オールドフィールド(guitars)→マイク・オールドフィールドはマイク・オールドフィールド。

以上のように、カンタベリーの豪華メンツが集結。
彼のピンチに駆けつけた、という側面はあったと思います。

 フリー・ジャズや室内楽的な要素がありつつ、アヴァンギャルドな音楽性。
キーボードが先導する寂寥感漂うメロディーと、か細くも心を惹きつけるヴォーカルが要となっています。
黒板に爪を立てるがごとく、不安感を煽るヴァイオリン、
ハッタリ満点の朗読、あぶくのようなパーカッション。
非現実的な空間を生み出す、不思議アンサンブル。

「Little Red Robin Hood Hit the Road」


 ハイライトはオープニングの「Sea Song」なのですが、
そちらの素晴らしさは既に語り尽くされていますので
敢えてラスト・ナンバーを選んでみました。

 さざなみのようなシンセサイザーとわななくギターが絡み合う様は、
クリムゾンにも通じるドラマティックな叙情を生み出しています。
その上で、一本調子で歌うワイアット。マーチのごとく、ドコドコ叩くドラム。

異常なテンションが落ち着いた先にはヴァイオリン・ソロと詩の朗読が待っています。

最後は牧歌的な日常に落ち着いているところが好ましい。
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