Sandra Phillips/Too Many People in One Bed

Sandra Phillips/Too Many People in One Bed
1970年アメリカ

『ひっそりCD化されていた女性サザンソウルの佳作』

 マッスルショールズ全盛の60年代後半から70年代初頭に於いて。
現地のサザン・ソウル・シーンではファンガス、キャニオンなどマイナーレーベルが
あぶくのように現れては消えていきました。

 そんなマイナー・レーベルから数々の名作を生み出していたプロデューサーが、
スワンプ・ドッグことジェリー・ウィリアムズです。
ジェリーはソウルフルなヴォーカリストを手がけることに拘りを持っており、
何人かのソウル・ディーバも輩出。
今回紹介するサンドラ・フィリップスもそんな一人です。
本作は女優である彼女が唯一レコーディングしたアルバム。
これまでコンピレーションや2in1盤などでCD化されてきたものの、
去年ついにアルバムという形で初CD化されました。

 サンドラはサウス・キャロライナ出身。
ジェリーが手掛けた女性ヴォーカリストでは、ドリス・デュークが知られていますが
サンドラも彼女同様にソウルフルな歌声を持っています。
溌剌としたアップテンポ、情感を込めたバラード、共に素晴らしい歌いぶり。
バックは前述したようにマッスルショールズのセッション・プレイヤーによるもの。
タイトなリズム隊に、転がるようなピアノを中心としたゆったりめのアンサンブルで、
ヴォーカルを盛り立てます。

女性サザンソウル・シンガーは少ないながら、男性にはない温かみと包容力を感じさせます。
本作もそんなアルバム。祝CD化。

「Someday (we'll be together) 」

朗らかなホーンやストリングス、ゆったりと隙間を空けつつビシッと打ち付けるリズム隊。
のどかな田舎な休日を思わせるアンサンブルに乗って、
朗々と歌い上げるサンドラ・フィリップス。

ファンキーなノリながら、心落ち着く聴き心地も
女性サザンソウルならではのものかもしれません。
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コメント一覧

#216 No title
ご無沙汰してます。
サンドラ・フィリップス、初めて聴きましたがカッコイイだけでなく、どこかふんわり優しい雰囲気のヴォーカルが素敵ですね~。
ありがとうございました。
#217 Re: No title
yuccalinaさま こんばんは コメントありがとうございます。

映画女優とは思えない堂々たる歌いぶりですよね。


> ご無沙汰してます。
> サンドラ・フィリップス、初めて聴きましたがカッコイイだけでなく、どこかふんわり優しい雰囲気のヴォーカルが素敵ですね~。
> ありがとうございました。

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