Jimi Hendrix/People, Hell and Angels

Jimi Hendrix/People, Hell and Angels
1968年 アメリカ
『発掘音源:バンド・オブ・ジプシーズ準備期間編』

堅い醤油せんべいを食べながら・・・
 <ゴールデンウィークも最終日だから、古い未発表記事を引っ張り出してみよう!>

 まだ出るのか、ジミヘンの未発表音源。
そしてまた買ってしまった。うーむ。
遺族が氾濫する音源を整理してリリースする、という話だったのだけれども、
ちょっと分かりにくくなりつつあります。
前回はエクスペリエンスのメンバーで69年に録音した『Valleys of Neptune』であったのに対して、
今回はバンド・オブ・ジプシーズのメンバーでの録音が中心になっており、
録音は68年から69年のものとのこと。
『Electric Ladyland』が68年9月なので、そのあたりから既にバンド・オブ・ジプシーズの元となる
構想があり、その準備期間に当たる録音が本作ということでしょう。

 収録タイトルを見ると、ライブ盤でしか聴いたことがないタイトルが多く並んでおり、
サービス精神旺盛な発掘音源と言えます。
前述したように、ベースにビリー・コックス、ドラムにバディ・マイルスという編成が基本。
タメを作った横揺れで、グルーヴィなアンサンブルはこれまでのスタジオ音源で聴いたことが無く、
とても新鮮。

 そして音質が素晴らしいということが目玉の一つだったのですが、まさしく前評判通り。
ここがネックとなってジミヘンを挫折した人も多いはずなので、この音の良さは驚きです。

サイケデリックなブルース・ロックであるエクスペリエンスとは全く異なる、黒い個性を楽しむことが出来ました。
そしてスタジオ音源の発掘はこれでおしまいとの弁に、
ちょっぴり残念ながらもほっと胸をなでおろしたのでした。

「Hear My Train A Comin'」


今回発掘された音源の中核を為す
1969年5月の音源は、
ビリー・コックス、バディ・マイルスとジミが一同に会した始めてのセッションだそうです。

何度も色々なヴァージョンで聴いている気がするこの曲新鮮に聴けました。
ルーズなリズム隊に縦横無尽に暴れまわるギターという本ヴァージョンは、
痺れます。



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コメント一覧

#222 No title
GAOHEWGII様、こんにちは。

>ちょっぴり残念ながらもほっと胸をなでおろしたのでした

そのお気持ちとてもよく分ります。アラン・ダグラスが無茶な仕事をして以来、音源が遺族管理になった後も、結局マネージャー経由で音源が出続けたりとますます訳が分らなくなってしまいますね。しかもまぁまぁの音質だったりするのでたちが悪いです。さすがに遺族系の音源はエディー・クレーマーが関わっているだけあって飛び抜けて良質だとは思いますが。買わされる身になってみろと…。→ 買わなきゃいいんですけどね(笑)。
#223 Re: No title
ハリー様 こんばんは
コメントありがとうございます。

自分もまるで「ジミヘンの新作」みたいな宣伝ぶりに違和感がありました。
おっしゃるとおり、遺族がきちんと整理する、みたいな話だったのに。
完全未発表以外はもうお腹いっぱいかもです。

> GAOHEWGII様、こんにちは。
>
> >ちょっぴり残念ながらもほっと胸をなでおろしたのでした
>
> そのお気持ちとてもよく分ります。アラン・ダグラスが無茶な仕事をして以来、音源が遺族管理になった後も、結局マネージャー経由で音源が出続けたりとますます訳が分らなくなってしまいますね。しかもまぁまぁの音質だったりするのでたちが悪いです。さすがに遺族系の音源はエディー・クレーマーが関わっているだけあって飛び抜けて良質だとは思いますが。買わされる身になってみろと…。→ 買わなきゃいいんですけどね(笑)。

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