TEE SET/Emotion

TEE SET/Emotion
1966年 オランダ
『お気楽ハッピーなダッチ・ビート』

 60年代中頃、ブリティッシュ・ビートの影響は世界各地に伝播。
オランダにもその勢いは及んでいました。
その結果、生まれたのが本日ご紹介するグループ、ティー・セットです。

 オルガン奏者を含む5人組で曲によってはブラスが入ります。
ソウル、R&Bをベースに、サイケデリック文化を通過した
浮遊感あるポップなメロディをまぶした音楽性が特徴。
リーダー、ハンス・ヴァン・エイックによる楽曲は甘くマイルドなメロディが印象的です。
ビートならではの荒々しさ、疾走感は保ちつつも、かなりポップな聴き心地。
カバー曲ではウィルソン・ピケット、ルーファス・トーマスといったR&Bクラシックをチョイス。
本家よりもオルガンを前面に出しており弾けたアレンジで聴かせます。
ハスキーで力強いヴォーカルも魅力的。

 いくつかの曲では大胆なホーンセクションが導入されており、
朗らかなお祭りムードは本家の英ビートでは聴けない個性だと思います。
いくつかの曲で「パーシー・スレッジのあれだな。」とか
「テンプテーションズだな」とか元ネタがバレバレなのはご愛嬌。
GSにも通じる部分ですね。

「I Go Out Of My Mind」


ズバリ言うと「My Girl」を下敷きにした曲でしょう。
語りかけるようなヴォーカルと、挟まれるシャウト。
そして唸るオルガン。
導入もいいのですが転調が入って1:30くらいからのピアノ・ソロが素晴らしい。
この辺りのお気楽ハッピーなノリが彼らの魅力となっています。

今からなら2枚組でシングル曲、未発表音源をまとめたコンプリート盤がリリースされているようなので、
そちらをおすすめしておきます。
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コメント一覧

#300
ほんまや。マイガールですわ。
ゴスペルチックなオルガンの存在感というかキャラが立ってますね。
#302 Re: タイトルなし
わんわんわん様 こんばんは

コメントありがとうございます。

オルガンいいですよね。
そして、このなりきりっぷりが愛おしいんですよ。


> ほんまや。マイガールですわ。
> ゴスペルチックなオルガンの存在感というかキャラが立ってますね。


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