AMERICA/Back Page

AMERICA/Back Page
2011年 アメリカ

『ご年配ハーモニーも粋だね』

 「今日は以前取り上げた際、好評を博したアメリカのアルバムを再び取り上げようかと思います。」
と書き出したのは去年の12月。
ずーっとほったらかしていたアメリカの記事を本日は蔵出しです。


 本作は現時点での最新作にしてカバー・アルバムです。
アメリカはメンバーの一人であるダン・ピークが77年に脱退。
以来デュオとして活動してきており、未だに現役グループなのです。
根強いファンが居てこその息の長い活動。
ちなみにダン・ピークは本作発表と同時期に亡くなりました。

 デュオとなったアメリカは今まで以上にサウンドがソフィスケイトされており、
AORへと接近していきました。
そして爽やかだったヴォーカルも年を重ねることで、次第にかすれた味わいが宿っています。
そんな円熟したアメリカが、自らの道程において重要だったという楽曲をカバーしたのが本作というわけです。

 曲目は以下。
 サイモン&ガーファンクルのズバリ「America」、
アメリカの近作のプロデュースを担当しているアダム・シュレシンジャーが在籍しているファウンテインズ・オブ・ウェインの「A Road Song」、
ジョニ・ミッチェル「Woodstock」、
 ビーチ・ボーイズ「Caroline No」、
ニュー・ラディカルズ「Someday We’ll Know」、
元ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー「Sailing To Philadelphia」、
ジミー・ウェッブ「Crying In My Sleep」、
ゾンビーズ「Time Of The Season」、
ジェイムズ・テイラー「Something In The Way She Moves」、
ニール・ヤング「On The Way Home」、
ジン・ブロッサムズ「Til I Hear It From You」、
ボブ・ディラン「My Back Pages」。

新旧有名無名入り混じるコダワリの選曲。
しかしながら全てアメリカならではのハーモニーてんこ盛りの
アコースティック・アレンジで仕上げられており、
統一感抜群で聴き応えがある内容となっています。

「Time Of The Season」


ゾンビーズ・ヴァージョンはこちら

消え入りそうなため息、軽やかなビート、
何といっても突き抜けて爽やかなコーラス。
かなり面白いカヴァーに仕上がっていると思います。

ブルージーなギター・ソロから始まる
インスト・パートもスマートでかっこいい!


もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ アメリカロック

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する