FC2ブログ

Jesper Munk/Favourite Stranger

Jesper Munk/Favourite Stranger
2018年 ドイツ
『サイケデリック・ブルースは捨てたのか』

 2015年に発表されたセカンド『Claim 』をレビューした際、ジミヘン流サイケデリック・ブルースの継承者とぶち上げたレビューをしたジェスパー・ムンクのサード・アルバムが到着しました。
712.jpg

 詳しいプロフィールについては前作のレビューを参照ください。さて本作について。サイケデリック・ロック度が増しており、スペーシー。「火星から来た男」風、もしくはピンクフロイドという風情で、ギターはジミヘンというよりもデイヴ・ギルモアの如し。ブルース要素、いやギター要素すら薄まっている状況に困惑を禁じえません。ジェントリーな歌声でのピアノ・バラードはエルトン・ジョンみたいですし。

 本人からすれば前作も今作もやりたいことをやっているだけなのでしょう。穏やかなメロディーに満たされた本作も前作と切り離して評価すれば、高水準の出来。大手ワーナーからのリリースだけにアレンジもカッチリしています。ただし変わり身の早さから、お手軽なクラシック・ロック・フォロワーという印象が拭えず、凄みは感じられません。最初に聴くならセカンドを推します。

Jesper Munk - Stranger (G7 Studio Session)

本文中のエルトン・ジョン風バラードではなく、こちらはデヴィッド・ボウイ風のバラード。

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ ドイツSSW

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する