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Carolina Deslandes/Casa

Carolina Deslandes/Casa
2018年 ポルトガル
『2018年、暑気払いの1枚①』

 今回も膨大なリストから発見して来た洋楽の新譜をご紹介。カロライナ・デスライドスの3枚目のアルバムです。ポルトガルで活動する女性歌手とのこと。
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 カロライナはポルトガルのオーディション番組、IDOLS(アメリカン・アイドルのポルトガル・ヴァージョン)が切っ掛けでデビューしています。2009年のことです。この期間の6カ月で、ロンドンの音楽学校への留学を経験。ヴォーカルについて学んだとのことです。ちなみにIDOLSでの最高成績は、2010年12月の4位。2012年にデビュー・アルバムを発表。プロ・デビューを果たします。2015年には大御所の音楽プロデューサーであるディエゴ・クレメンテとの交際の後、結婚を経て出産。(この辺りはかなりゴシップとして騒がれた模様)本作はディエゴ・クレメンテのプロデュースを受けてのサード・アルバムです。などと、プロフィールを調べて書いてみたものの、ズバリ俗っぽい感じ。アイドル・オーディション番組でご年配のプロデューサーに気に入られて、芸能界を渡り歩いていくタフな女性というイメージです。

 ポルトガルの民族音楽の一つにファドというものがあります。アメリカのカントリーや日本の歌謡曲のように国民に親しまれており、スタイルとしてはポルトガル・ギターやクラシック・ギターの伴奏と共に歌われる穏やかな音楽です。ディエゴ・クレメンテは、ファドの歌姫、カルミーニョと長年連れ添ってきた(離婚、のちカロライナと結婚)だけでなく、ファドの大御所プロデューサーとして名を馳せている人物。本作でも軽やかなファド音楽を作り上げています。そして、カロライナの歌声が素晴らしい。可憐さ、清々しさが印象的で感情が乗っています。ギターだけではなく、管弦楽などが被さる華やかなアレンジもポイントです。数曲でゲスト・ヴォーカルが入ることで、アクセントになっており、構成もナイス。カロライナは母になったことで、息子への愛情をテーマにしているとのことで、それが爽やかで優しい聴き心地を醸し出しています。梅雨明けが早い今年の夏、最初の避暑アルバムとしてどうでしょうか。

Avião De Papel ft. Rui Veloso

デュエット曲。シェールやAC/DCなど、カロライナが着ているTシャツにも注目だ。

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