Billy 'The Kid' Emerson/Move, Baby, Move: Sun Sessions

Billy 'The Kid' Emerson/Move, Baby, Move: Sun Sessions
1957年 アメリカ

『違いが分からない男のブルース・レビュー⑤』

21人を殺し、21歳で死んだアウトロー、ビリー・ザ・キッド。
西部劇でもモテモテの悪漢です。

 ビリー・ザ・キッド・エマーソンは、
キッド同様に背が低いというだけで、
悪友たちからあだ名を頂戴した
ブルースマンなのです。

 アイク・ターナーのバンドで修行を積み、
エンターテイメントの術を身につけた彼。
得意とするのはノベリティ・ソング。

車のCMでは
「俺は知っているんだ、女は皆車に夢中だってことを。
あの娘はフォード、あの女はキャデラック、
あいつは・・・・・・乗れるんだったら何でも」と歌ってみせ、
下ネタバリバリでお茶の間を沸かせたのでした。
凄いぜ、アメリカ。

この辺りで「例の写真」をどうぞ。
BillyTheKidEmerson.jpg
おひげが素敵。

1950年代中盤に多くのブルース、ロカビリーを録音した彼は、
後にロカビリーの殿堂入りを果たしたそうです。

ちなみに、この曲はタイトルを「Every Woman I Know」と言い、多くのミュージシャンにカバーされており、
あのライ・クーダーも取り上げています

今回取り上げたCDは彼の所属レーベル、サンでの録音を収録時間ギリギリまで
入れた編集盤です。これ一枚あればOKでしょう。

さて、それでは曲をご紹介。

本当は「Red Hot」という曲が有名なのですが、
ここは「(Do The) Chicken」をどうぞ。


コッコッコッコッコケー
というサックスからホンキートンクピアノと手拍子が
楽しいロックンロールの始まりを告げます。

お聴きの通り、ブルースだけでなく、
ソウルの影響も吸収しており、ロカビリーへの
橋渡しをしているミュージシャンでもあります。

愛嬌あふれる歌いまわしと、エンターテインメント性こそ、彼の魅力と言えるでしょう。

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