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Little Barrie/ Death Express

Little Barrie/ Death Express
2017年 イギリス
『このダラダラ感がサイケなのか』

 プリティ・シングスのサード辺りを彷彿とさせる、ガレージなムードたっぷりのビート・サウンド。甘いサイケ風メロディーと埃っぽいギターが印象的です。総じてラフでルーズな演奏。ヴォーカルも気怠い感じ。更に、その音源をザクザクに切り刻んだり、わざと音を抜いたりしているので、目が回ってくる感じがします。サイケデリック。
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 リトル・バーリーは2000年、ノッティンガムにて結成されたトリオ編成のバンド。ロンドンのクラブで演奏する傍ら、デモを数枚制作。初期にはR&B、ファンク色の強いサウンドを指向していたとのことです。やがて2005年にはデビュー作『We Are Little Barrie』を発表。2007年にはワールド・ツアーを敢行した他、ポール・ウェラーの『22 Dreams』にてタイトル・トラックのレコーディングへ参加しました。その後、ブルーズ、ロカビリーと音楽性を変容させながらリリースを重ねており、今回のアルバムは3年振り5枚目のアルバムとなります。

 これまでは肉感的なサウンドを志していたリトル・バーリーですが、今回はかなりサイケデリックな作風へとシフトしています。カンからの影響にも言及しており、根暗で呪術的なジャーマン・サイケの要素と、これまでのストゥージズ、MC5的なやけっぱちロックンロールが融合している音楽性。エフェクト、フィードバックが飛び交うドロドロとしたグルーヴは、とっつきにくいながらも熱狂を感じさせるので、ついつい繰り返し聴いてしまいます。
 
ただ、フォローしきれない点が一つあり、それは本作が18曲1時間5分もあるということ。これはダレます。スパッと25分くらいで終わってくれればいいアルバムだったかもしれません。

Little Barrie – Produkt

youtubeのコメント欄には「バッジーみたいだ」と書き込まれて、なるほどと思いました。このギターリフと掠れたヴォーカル、そして荒々しいバンド・アンサンブルは、まさにバッジーですね。ただし、後半はグルングルンにサイケデリックになっていきます。
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