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りりィ/りりシズム

りりィ/りりシズム
1977年 日本
『りりィが日向に出て来た』

 昨年亡くなられた、りりィ。何枚かアルバムを集めていたのですが、これは見かけたことがありませんでした。中古CDにて発見して購入しました。
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女性SSW黎明期から活躍していた彼女。1976年には資生堂のイメージソング「オレンジ村から春へ」がヒット。本作はその翌年にリリースされています。

 1974年から数年間、関わっていた資生堂のイメージソング制作に於いては、従来の暗いフォーク・ソングとは異なる明るいポップスを指向しており、本作もその流れを汲んだアルバムとなっています。ポップでファンキーな面が強調されている印象。アレンジには佐藤博、演奏陣には鈴木茂、上原裕、小原礼などが参加しています。
アメリカ西海岸憧憬が顕著な、ティン・パン・アレー周辺のセッション・プレイヤーが集結することで、どっしりとしたグルーヴが強調されることになりました。かすれ声によるうらぶれた感情を露わにした歌唱は健在ながら、洗練されたトロピカルな演奏で中和されている印象。これは功罪入り混じっていると感じましたが、本作ならではの特徴と捉えれば新鮮に楽しむことが出来ます。明らかに「オレンジ村から春へ」を発展させたと感じられる「春子」を筆頭に、明るいポップ・ナンバーが素晴らしい出来。
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