友部正人/ブルックリンからの帰り道

友部正人/ブルックリンからの帰り道
2016年 日本
『友部正人の3年振りの新作』

 相変わらず歌詞が面白い。ニューヨーク、日本、それぞれの生活の歌が収録されています。平易なメッセージの並べ方が素晴らしく、すぐに歌われる情景が広がり世界観に没頭できます。

 本作はフォーク・シンガー、友部正人の3年振りの新作。今回は制作パートナーとして、録音・ミックスに永見仁、マスタリングに中村宗一郎(働き者ですね)、山川のりを、新井田耕造、吉森信、川口義之、水谷紹によるバック・バンドを起用して制作しています。山川のりをは5曲のプロデュースの他、ホーンアレンジを担当。水谷紹はコーラスアレンジを担当しています。
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 全体的に一音一音を大きく隙間を取ったダイナミックなアレンジがされており、これは山川のりをが大きく関わったことが作用しているのでしょう。友部正人の力強く字余りがちな歌唱との相性はバッチリです。

 1曲だけ抜粋して感想を書きます。童謡「虫の声」からイメージを膨らませて野球部員達の掛け声を非難する「隣の学校の野球部」は、僕の中の「若者を見守るおじいちゃん像」をぶち壊してくれた人間臭い作品。甲子園を目指して頑張っているのだからそれくらい大目に見ましょうよ、と反論されるのが目に見えているのに、うるさいと歌う。これが素直ということか。ピックアップしておいて何ですがこの歌はこのままそっとしておこう。

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