JOSIENNE CLARKE & BEN WALKER /Overnight

JOSIENNE CLARKE & BEN WALKER /Overnight
2016年 イギリス
『伝統を継いだ新世代フォーク・デュオ』

 50年代から脈々と歌い継がれてきたブリティッシュ・フォーク。長い歴史ゆえ個性を発揮するのが難しいジャンルです。新人のアルバムも色々チェックしているのですが、なかなか購入に踏み切るようなものには出会えません。今回は久しぶりに購入した英フォークの新人作をご紹介します。
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 まず、気品と包容力を感じさせる女性ヴォーカルが素晴らしい。バンドはアコギ、ピアノ、リズム隊にヴァイオリン、フルートを加えた彩り豊かな編成。幻想的なサウンドが魅力的で、どことなくルネッサンスを思わせるところがあります。古典への憧れがメロディーから伝わってくるのもポイント。英フォークをむさぼるように聴いていた頃のロマンが蘇ってくるのを実感しました。伝統を継いだ新世代フォーク・デュオであり、突出したインパクトはありません。淡々と素晴らしいアルバム。
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ナイス・ブリティッシュ!

 名義から分かるようにデュオによる作品。本作はラフ・トレードからリリースされたデビュー作です。今回は日本語で紹介して下さっているページがありました。ご参照ください。More recordというショップで、このアルバムをガッツリと推しております。素晴らしい。

Josienne Clarke & Ben Walker - Something Familiar (Rough Trade Session)

セッション映像があったので、ついつい載せてしまいました。彼ら本来のスタイルであるデュオでの簡素な演奏なので、ドラムが入っていてエコーが掛かっているアルバム音源とは異なります。アルバム・ヴァージョンはこちら。僕のようなフォーク・ファンには余白たっぷりのこちらのヴァージョンの方がいいかもしれません。こんな演奏が聴けたら気持ち良過ぎて起きていられる自信がありません。

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