Dinosaur/Together, As One

Dinosaur/Together, As One
2016年 イギリス
『ウマグマのような解放感を感じることもあり』

 禍々しくスペーシー、それでいながらとても清々しく透明感のあるサウンド。サイケデリック感満点のジャズ作品をご紹介。

 キーボードを含む4人編成のグループ、ダイナソー。エディション・レコードというジャズ・レーベルに所属するメンバー達が集合して出来たグループで、今回のアルバムがデビュー作となります。ロンドンを拠点に活動しているとのこと。
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 電化マイルスの影響を強く受けたサウンドが印象的で、そこにスペーシーなキーボードが絡むことで、往年のプログレッシヴ・ロックのような味わいが生まれているのが彼らの個性でしょう。電化マイルスに影響を受けたジャズ・ロック系の英グループと言えば、ニュークリアスが挙げられますが、そこまでのストイックさと緊張感はありません。あくまでも悠々としていて牧歌的。メルヘンチックなメロディーにはイギリスらしさを十分感じ取れました。ジャケットの野原で演奏している風景に引っ張られている部分もありますが、ピンク・フロイドのウマグマのような解放感を感じることもあり。
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Awakening

ふらふらとしたトランペット、ドタバタとおかずを入れるドラムが禍々しい雰囲気を生み出しています。グルーヴのうねりを増幅させるベース、宇宙へ誘うキーボードも素晴らしい。即興を入れつつも、全体的にはポカポカとしていて柔らかい。ジャズ・ファンだけにとどめておくにはもったいない親しみやすさがあります。

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