ALICE COOPER/LOVE IT TO DEATH

ALICE COOPER/LOVE IT TO DEATH
1971年 アメリカ
『毒気とハッタリは満点』

 毎月CDを購入する際、新作ばかりでなく金欠時代(継続中)に手放したアルバムを買い戻しています。じわじわと地道に。アリス・クーパーもそんな対象の一つ。売るなよ、というお説はごもっともなのですが、一応売った時には「これはそのうちリマスターされるだろう。」という算段がありました。そしてどうですか。2011年に見事リマスターされたのです。実は2000年代初頭に売って以来、久しぶりに我がCD棚に帰ってきてくれたアリス・クーパーでありました。

 本作はワーナー移籍後初のアルバムで通算3枚目。これの前に2枚のアルバムが出ており、自分でもかつて所有していたのですが、内容が思い出せません。「そういうことだ」と割り切って今回はこのアルバム(3rd)からコレクションしている次第です。
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 プロデューサーはボブ・エズリン。アリス・クーパーとの初仕事だけではなく、プロデューサーとしても本作が最初の仕事とのことです。彼の素晴らしい仕事振りを理解するには初期2枚との聴き比べが一番分かりやすいでしょう。ありました。マイナーさ加減と演奏のしょぼさは伝わりますが、これはこれでいいです。

 炎や人形の破壊など、過激な演出を前面に打ち出したショック・ロック・スタイルは、未だ芽が出た程度だったはずですが、グラム・ロックに呼応したキャッチーなロックンロールという音楽性は既に固まっています。モノクロ・ジャケからのイメージ通り、暗くマイナーな曲が多いものの、毒気とハッタリは満点で楽しめるアルバムです。バンド・メンバーそれぞれが楽曲を持ち寄っているのもナイスなポイント。

I’M EIGHTEEN

トロッグスの「Wild Thing」を彷彿とさせる、ノシノシとした足踏みが聴こえてきそうな、図太いロック・ナンバー。いい曲です。

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