西岡恭蔵/南米旅行

西岡恭蔵/南米旅行
1977年 日本
『いつかは自分もご褒美旅行を。』
 
 これまで西岡恭蔵のアルバムは初期3枚ばかり聴いていました。それというのも、本作のCDが長い間廃盤であった為、以降のアルバムまで聴き進める気持ちになれなかったのです。この度、廉価盤(1500円)で再発されました。ありがたい!
41HQNW34SHL.jpg

 タイトル通り、旅行での思い出を元に制作されたアルバム。というわけで、スローなブルース、ソウル、ラグタイムをトロトロにリラックスした演奏と歌でやっています。

 録音はロサンゼルス。バックはソー・バッド・レビューが務めています。その他にもスティールパンとコンゴにロバート・グリニッジ(アレンジも担当)を始め、トランペット、フルートといった楽器をゲスト・プレイヤーが担当。

 初期にあった暗い陰はどこへやら、ひたすらのんびりした平和な歌が並んでいます。多くの曲で西岡恭蔵の妻であるKUROが作詞していますが、さすが夫婦というべきか、違和感が全くありません。西岡恭蔵の歌は風呂で歌っている鼻歌のような、くたーっとした感じがたまりません。演奏もトロピカル。中でもセッション・プレイヤーによるスティールパン、フルート、コンゴの効果は絶大です。

 ライナーには矢沢永吉への作詞提供による印税収入によって実現した旅行、という経緯が記されていますが、初期の作品との空気感のギャップがとてもリアルで・・・あー、うらやましい、という気分になります。

Gypsy Song

1曲目の動画が幸運にもありました。ソー・バッド・レビューの演奏はもっさりとした粘っこいグルーヴを生み出しています。キラキラしたピアノ、ファンキーなギターが素晴らしい。

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ 日本SSW

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する