ファニー・カンパニー/ファニー・カンパニー

ファニー・カンパニー/ファニー・カンパニー
1973年 日本
『ラフでルーズな演奏が魅力的』

 ブルース・ロック、ロックンロールを日本語でやった70年代のグループによるファースト・アルバム。以前持っていたのですが、金欠で手放してしまい、この度再購入しました。現在流通している紙ジャケ盤では、ボーナス・トラックが5曲入っています。
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 ヴォーカルの桑名正博をフロントに据えたキーボード入りの4人編成。ドラムはこの時点ではゲスト扱いになっており、その代わりヴォーカル&ギターが二人います。

 ロックのドライブ感を保ったまま日本語で歌う、桑名正博のヴォーカルは当時とても画期的だったそうですが、今聴いてもとてもかっこいい。颯爽としており、随所に入るアドリブ(シャウトなど)も堂に入っています。ゴツゴツ、ドタバタとしたバンド・アンサンブルの荒々しさも素晴らしい。アメリカン・ロックほどに破れかぶれなエネルギーはありませんが、その代わりブリティッシュ・ロックのようなカッチリしたコンビネーションも持っていて、ソリッドな演奏が楽しめます。鍵盤が入っているからか、フェイセスっぽいところもあり。

 桑名正博がヴォーカルを取っていない曲では、日本語フォークに接近したメロウな雰囲気を纏っており、アルバムに多様性をもたらしています。

スウィート・ホーム大阪


古典ブルースを日本語ロックンロールへと昇華させた看板曲。疾走感あふれるラフでリラックスした演奏がとても魅力的です。
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#917 No title
ジェシー芝池さん、こんにちは。

私、ファニー・カンパニー初めて聴きました。すごくかっこいい!
基本的には大阪的ブルースノリは好きじゃないんですけど(笑)。

70年代の日本のバンドって、今と違って得られる情報量もかなり
少なかっただろうに、どうして世界基準でいっても遜色ないくらいに
実力があって個性的なんでしょうね。
#918 Re: No title
ハリー様 コメントありがとうございます。

僕のブログでファニー・カンパニーを知っていただき
とてもうれしいです。
まだ廃盤じゃないと思うのでよかったらcd買ってみてください。
(紙ジャケなのでちょっと高めでありますが)

>70年代の日本のバンドって~
英米のロック黄金期が数年遅れてやって来ているからこその充実度なのだと思います。
それでいて今よりもリリースまでのハードルも高かったのですしね。

> ジェシー芝池さん、こんにちは。
>
> 私、ファニー・カンパニー初めて聴きました。すごくかっこいい!
> 基本的には大阪的ブルースノリは好きじゃないんですけど(笑)。
>
> 70年代の日本のバンドって、今と違って得られる情報量もかなり
> 少なかっただろうに、どうして世界基準でいっても遜色ないくらいに
> 実力があって個性的なんでしょうね。

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